メンテナンス
Dräger HPS 3500
159
4.2.4 保護ゴーグル (オプション)の固定
シリコンコード付ゴーグル (図 3.2.4 c を参照)
1. コードの片方の端を穴 (1)に通し、結び目を作って止め
ます (拡大図 A)。
2. コードを保護帽側面にある斜めのガイド (2)に通し、次
にゴ-グルフレームの穴 (3)に通します。ゴーグルの位
置が正しいことを確認してください。
3. コードを、再び保護帽側面のガイド (2)に通してから帽
体の外側に出し、(2) と反対側にある保護帽側面のガイド
(4)に通します。
4. コードをゴーグルフレームの穴 (3)に通し、再び保護帽
ガイド (4)に引き込みます。
5. 最後にコードを穴 (5)に通し、結び目を作って止めます
(拡大図 A)。
ゴムバンド付ゴーグル (図 3.2.4 d を参照)
1. ゴムバンドの端を、帽体の外側にある斜めのガイド (拡
大図 B)に通します。
2. ゴムバンドを帽体の後頭部に回し、
3. 反対側の端を、反対側にある斜めのガイドに通します。
4. ゴムバンドを保護ゴーグルの左右にある穴に通して固定
します。
ゴーグルが必要でないときは、保護帽の上に上げます (図
3.2.4 b を参照)。
バンドの長さを調節して、ゴーグルが顔面に当たる圧力を調
節します。
4.2.5 ランプ (オプション)を取り付ける
ランプホルダーは、帽体外側の左または右に、アダプタを使
って取り付けます。
1. ランプを使用する場合は、まずホルダー(No.1、図 3.2.5 a
を参照)をアダプタ (2)に差し込みます。
2. ランプ (No. 3、図 3.2.5 c を参照)をホルダー (1)に取
り付けます。
ランプは 2 方向に向けることができます:
下向き (図 3.2.5 d を参照)
上向き (図 3.2.5 e を参照)
4.2.6 イヤーマフ (オプション)を取り付ける
1. 固定具 (No. 2、図 3.2.6 a を参照)を、帽体外側のコネ
クタ (1)に取り付けます。
2. イヤーマフで耳を覆います。使用しない場合は上に上げ
ます。
3. イヤーマフを帽体の上に上げるときは、まずカチッと音
がするまでイヤーマフを耳から離します。次に上方に回
し、押さえてロックします。
4. イヤーマフを取り外す場合は、固定具 (2)のロック
(No. 3、図 3.2.6 e を参照)を押します。
4.2.7 メッシュフェイスシールド /PC フェイスシールド /
電気作業用フェイスシールド (オプション)を取り
付ける
情報:このアクセサリを取り付けるには、イヤーマフまたは
適切な固定具が必要です。
このアクセサリは、保護ゴーグルとは併用できません。
1. フェイスシールドの固定クリップ (No. 1、図 3.2.7 a を
参照)を固定具 (2)に取り付けます。
取り付けたフェイスシールドの使用方法:
上げた状態 (図 3.2.7 c を参照)
下げた状態 (図 3.2.7 b を参照)
2. フェイスシールドを取り外す場合は、固定クリップから
外します。
4.2.8 しころ (オプション)を取り付ける
1. ヘッドバンド用留め具 (後ろ)の 2 か所のタブ (No. 1、
図 3.2.8 a を参照)を外します。
2. ヘッドバンド用留め具(後ろ)(No. 1、図 3.2.8 b を参照)
を上方に引き、帽体のクリップ(No. 2、図 3.2.8 c を参照)
から外します。
3. しころの取付け部にある真ん中の 2 本のひも (No. 3、図
3.2.8 d を参照)を 2 か所のクリップのタブ (4)に通し、
固定します (図 3.2.8 e を参照)。
4. 留め具 (後ろ)を再び帽体に取り付けます。
5. しころの取付け部両サイドにある 2 本のひもを
(No. 5、図 3.2.8 f を参照)ヘッドバンドに取り付けます。
しころの取り外しは、逆の手順で行います。
しころには 2 種類の保護機能があります:
首と肩の保護:
しころを首の後ろと肩の上に配置し、サイド部分は折
りたたみます (図 3.2.8 g を参照)。
首と肩、のどの保護:
しころを首の後ろと肩の上に配置し、サイド部分で首
周りを包みます (図 3.2.8 h を参照)。
4.3
使用時
4.3.1 ベンチレーションシステムを使用する
換気システムは、雨水や消火用水が入らないように閉じるこ
とができます。火花防止メッシュを使用する場合でも、消火
活動時や強風時にはベンチレーションシステムを完全に閉じ
ることをおすすめします。Dräger では、水難救助にヘルメッ
トを使用する場合には換気システムを開くようお勧めしま
す。
1. 片方の手で保護帽の上にあるスライダを動かします
(図 3.3.1 を参照)。
位置 1 = 閉
位置 2 = 開
5
メンテナンス
5.1
メインテナンス間隔
保護帽は、使用前および使用後に毎回点検してください。そ
の際特に、すべての固定部位を点検してください (ひもおよ
び留め具類、ハンモック、衝撃吸収ハーネス、ヘッドバンド
からなる保持システム) 。摩耗または破損した部品は直ちに
交換してください。純正交換部品のみが本保護帽に装備する
目的で設計されているため、必ず Dräger の交換部品を使用し
てください。
帽体およびハンモック、衝撃吸収ハーネスに変色や亀裂等
が見られないか点検します。
保護帽および穴に亀裂や破損等が見られないか点検しま
す。
ヘッドバンド、ヘッドバンド用留め具(前、後ろ)、あごひ
も類の状態に異常がないか点検します。
保護ゴーグルにキズや損傷が見られないか点検します。