![Tomei ARMS MX8280 1JZ-GTE Installation Manual Download Page 19](http://html.mh-extra.com/html/tomei/arms-mx8280-1jz-gte/arms-mx8280-1jz-gte_installation-manual_1125642019.webp)
目標馬力×5.9÷気筒数=1気筒あたりが必要とする毎分吐出量
安定した霧化状態を確保するために、インジェクター容量の80~90%で使用するのが理想となります。
240ℓ/h以上(燃圧3kg/㎠時)
推奨:TOMEI 255ℓ/h(燃圧3kg/㎠時)
インジェクター容量×気筒数×0.06=必要とする毎時吐出量(フューエルポンプ容量)です。
ポンプの追従性を考慮し、80~90%位で使用できるように選択してください。
燃料ポンプの変更に伴い、燃圧の調整が必要です。イニシャル燃圧は、大気圧で3kに設定します。
目標馬力に見合った容量のクリーナーを選択してください。
純正エアフロで約500ps位が上限の目安となります。
高ブーストをかけた場合、純正サクションでは変形等が起こる場合があります。これを交換することで
吸入効率を良くすることができます。ただし、エアフロを活かした状態でストレートタイプを採用すると、
アイドリングがラフになったり、エンジンストールしやすくなったりする可能性があります。
タービンで加圧された空気は、圧縮されてエンジンへと送り込まれます。その際、圧縮された空気は
熱を持ち膨張してしまいます。そうすると過給された空気密度も下がり、燃焼効率が悪くなり本来の
性能が出せません。そこで、タービンとエンジンの間にインタークーラーを設けることで圧縮された空気
を通し、走行風を当てることで圧縮空気を冷却します。こうすることで、密度の高い圧縮空気を
エンジンへ送り込むことが可能になり、燃焼効率が向上され本来の性能を得ることが可能になります。
ブローオフバルブ
(リサキュレーションバルブ)
タービンにより過給された空気がスロットルを閉じることで行き場を失い、パイプ内にとどまることで
タービンの回転を急激に止めようとする力が働き、タービンに大きな負担が掛かってしまいます。
これを防ぐためにタービンとスロットルの間にブローオフバルブ設置し、行き場を失った空気をエアフロと
タービンの間に循環させ、タービンを保護するのがブローオフバルブの役割です。
ノーマルブローオフバルブを高過給圧で使用した場合、ある程度の過給がかかるとわずかにリリーフして
しまうため、タービンの性能をフルに発揮できず、ピックアップが悪くなったり、最高出力が落ちてしまう
場合があるので、強化タイプの使用をお薦めします。また、ブローオフバルブのリリーフを大気解放にした
場合、タービンに対しては再循環した場合と同様の働きがありますが、エアフロメーターの誤作動の
原因になります。必ず再循環させてください。
カムシャフトを交換して得た排気圧力を、より効率良くタービンホイールに当てるために、
エキゾーストマニホールドを効率の良い物に交換します。これにより、大きい排気圧力をスムーズに
タービンホイールに当てることができ、さらにブーストの立ち上がりが鋭くなります。
STEP UP 仕様
燃圧レギュレーター
エキゾーストマニホールド
ストレートタイプ
STD仕様
ノーマルもしくは純正交換タイプ
STEP UP 仕様
大容量高効率タイプ
STD仕様
推奨:強化タイプ (大気解放不可)
STEP UP 仕様
STD仕様
大容量高効率タイプ
必要インジェクター容量
必要燃料ポンプ容量
サクションパイプ
STEP UP 仕様
ノーマルもしくは純正交換タイプ
ノーマル
STEP UP 仕様
STD仕様
高効率タイプ
STEP UP 仕様
インタークーラー
STD仕様
エアフロ
STD仕様
ノーマルエアフロもしくはエアフロレス
エアクリーナー
項目
推奨設定
STD仕様
550cc以上
STEP UP 仕様
STD仕様
STEP UP 仕様
STD仕様
調整式に変更が必要 推奨:TOMEI type-S
STEP UP 仕様
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