0207-050-702 Rev-L
JA
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使用説明
ハンドピースの組み立て(続き)
1. 無菌手技を使って、ハンドピースの洗浄チューブから洗浄チューブスパイ
クキャップを取り外し、洗浄バッグの無菌ピールポートに洗浄チューブス
パイクを取り付けます(図1)。
注記:
• オプションとして、SurgiLav Plus洗浄システムと共に、調節された施
設の真空供給源および液体収集キャニスターを使用できます。これ
は、SurgiLav Plusハンドピースの構成とチューブアセンブリに依存します。
• 吸引を使用する場合は、地域の病院プロトコールに従って、液体収集キャ
ニスターが調節された施設の真空供給源に接続されていることを確認し
ます。手技毎に特有の吸引レベルを規定する地域の現行規制・指示に常
に従って、調節された施設の真空供給源を調整してください。
• 必要ならば、液体収集キャニスター上の直径がより小さいポートに、ハン
ドピースの吸引チューブを接続するために、吸引チューブアダプタを切り
取ることが可能です。
• 組み立てを容易にするため、接着された吸引チューブから洗浄チューブを
十分に引き離し、分離して、対応する接続ポイントに容易にアクセスできる
ようにします。
2. 必要な場合は、ハンドピースの吸引チューブを液体収集キャニスターに
接続します。
注記:
真空液体収集キャニスター上の直径がより小さい吸引ポートに、ハンド
ピースの吸引チューブを接続するために、吸引チューブアダプタを取り外すこ
とが可能です。
3. 「カチッ」と音が聞こえるまで、適切なチップアセンブリをハンドピースに
取り付けます。チップアセンブリの詳細については、
「アクセサリー」の項を
参照してください。
図1 – ハンドピースの組み立て
ハンドピースの操作
警告:
• パルス洗浄治療の感染対策プロトコールを規定する地域の現行規制また
は指示に常に従ってください。この指示に従わない場合、傷口から危険な
細菌が空気中や物の表面に広がる結果となります。
• 常にチューブセットを人が通る場所から離して置き、不用意にチューブセ
ットがキンクしたりハンドピースが動かないようにしてください。
• 使用しない場合にハンドピースを安全な確実な場所に置くときに無菌手
技を常に使用してください。
• 本器具は、必ず規定環境条件値内で作動させてください。仕様の項を参照
してください。
• ハンドピースは患者の上には決して置かないでください。
• 吸引を使用する場合は、廃液を手術部位から安全に除去するため、手技
毎に特有の吸引レベルを規定する地域の現行規制・指示に常に従ってく
ださい。
1. 操作する前に、トリガーを十分に握って、ハンドピースチップアセンブリの
端に液体が達するようにします。
2. 洗浄を開始するには、トリガーを握ります。
注記:
希望する場合は、トリガーロックを押して、高速または低速の洗浄設定
にトリガーを保持します。トリガーロックを外すには、トリガーロックをアンロ
ック位置に移動させます。
3. 吸引を使用する場合は、吸引クランプを開放位置にスライドさせ、吸引を
制御するための吸引チューブ経路を閉じます。ハンドピースが吸引を提供
しない場合は、トラブルシューティングの項を参照してください。
4. 洗浄を停止し、ハンドピースの操作を終了するには、トリガーをリリースし
ます。
ハンドピースの分解
警告:
• 1回使用の使い捨てアクセサリーは決して再使用しないでください。使い
捨てアクセサリーはすべて一回使用に限ります。
• バイオハザード廃棄物の取扱いには潜在的な危険性があります。手術廃
液の安全な取扱いおよび廃棄については、必ずバイオハザード廃棄物に
関する地域の現行規制に従ってください。
• 使用後のチップアセンブリおよび吸引チューブには、手術廃液が含まれて
います。これらの使い捨てアクセサリーは、使用後は必ず「潜在的感染性物
質 (potentially infectious materials)」として取り扱ってください。これらの
使い捨てアクセサリーを取り外したり廃棄する際は必ず、手袋および防護
眼鏡を着用してください。
注記:
吸引チューブを液体収集キャニスターから外す前に、チップアセンブリ
および吸引チューブからすべての手術廃液が除去されていることを確認して
ください。
1. チップアセンブリのラッチ機構を押して、ハンドピースからチップアセンブ
リを取り外します(図2)。
図2 – チップアセンブリの取り外し
0000004063, Rev. L Effective Date: -
Print Date: Aug 29, 2016 01:59:30 PM