SEL85F14GM (FE 1.4 / 85 GM) (FE 85mm F1.4 GM)
4-6
4-3-2. 投影解像力の確認
使用機器/治工具
• レンズ調整プログラム(BLG-TestProgramV[][][].exe)
• B-L コントロールボックス(D-sub 15ピンケーブルを付属)
• ACコード(市販品)
• RS-232Cケーブル(D-sub 9ピン(オス,固定ねじ付き)/D-sub 9ピン(メス,固定ねじ付き))ストレートタイプ(市販品)
• USB to シリアルケーブル(D-sub 9ピン(オス))
(市販品)
• レンズ投影器およびスライダック(出力電圧: AC 100V)
• スクリーン(アートポスト紙)
• 巻尺
• 平面ミラー(SLR用等)
• パーソナルコンピュータ
注意:
パーソナルコンピュータはWindows Vista/7が正常に動作し,USB接続が可能であること。
レンズ投影機の設置
1. B-L コントロールボックスとパーソナルコンピュータ,レンズ投影器を接続する。
2. 被検レンズをレンズ投影器に取り付け,使用機器を下図のように設定する。
3. レンズ投影器のファンスイッチをONにする。
4. レンズ投影器のランプスイッチをONにする。
5. レンズ面とスクリーンを並行にするために,スクリーン上の中心投影像に平面ミラーを重ね合わせ,反射光が被検レンズの中心
を照らすようにレンズ投影器の位置を調整する。
レンズ投影器
投影距離
ファンスイッチ
ランプスイッチ
チャート
被検レンズ
B-L
コントロールボックスに接続
(
D-sub 15
ピン)
スクリーン
平面ミラー
BLG-TestProgramの準備
1. 使用機器を下図のように接続する。
USB to
シリアルケーブル
D-sub 9
ピン(メス)
RS-232C
ケーブル
AC
コード
D-sub 9
ピン(オス)
B-L
コントロールボックス
D-sub 15
ピンケーブル
(レンズマウント部に接続)
2. 「BLG-TestProgramV[][][].zip」をダウンロードして解凍する。
3. 「BLG-TestProgramV[][][].exe」を任意のフォルダに保存する。
注意:
「BLG-TestProgram」のバージョンは更新されることがあります。
BLG-TestProgramの起動と終了方法
起動方法:
1. 被検レンズをレンズマウント部にマウントする。
2. D-sub 15ピンケーブルをレンズマウント部に接続し,B-L コントロールボックスの電源を入れる。
3. 「BLG-TestProgramV[][][].exe」を起動する。
4. [Open]をクリックしてB-L コントロールボックスとの通信を接続する。
注意:
使用するB-L コントロールボックスまたはパソコンで初めて起動した場合は,パスワードの入力が必要となります。
パスワード入力画面が表れたらパスワードをHQに問い合わせてください。この際,“COM / USER Characteristic Number”に表示されるID
を知らせる必要があります。(上図の例では“YdDGAAHTJ”)
このIDはB-L コントロールボックスとパソコン固有の番号のため,別のB-L コントロールボックスまたはパソコンで使用する場合は別途パ
スワード確認が必要となります。
終了方法:
1. [Power]をクリックしてレンズへの通電をOFFにする。
2. B-L コントロールボックスの2つのLEDが消灯していることを確認する。
3. [Close]をクリックしてパソコンとB-L コントロールボックスの通信を切断する。
4. [Finish]をクリックしてプログラムを終了する。
5. レンズ投影器のランプスイッチをOFFにする。
6. 数分後,レンズ投影器の温度が下がったらファンスイッチをOFFにする。
確認方法
1. レンズ調整プログラム「BLG-TestProgramV[][][].exe」を起動する。
2. [Open]をクリックし,パソコンとB-L コントロールボックスの通信が接続されるとボタン名が[Close]に変わり,[Power]ボタンが
アクティブになる。