ティーチインボタンを押して、検出距離を設定します。ティーチインボタンを尖った
物体で操作しないでください。検出距離を対象物内に入れることをお勧めします。例
えばグラフ E を参照してください。感度が設定された後、対象物を光軸から取り除く
と背景が抑制され、スイッチング出力が変化します(グラフ C を参照)。
IO リンクを介した検出距離の設定では、付録の IO リンク光電センサの取扱説明書を
参照してください。
これでセンサは設定され動作準備が整いました。機能を点検するために、グラフ C お
よび E を使用します。スイッチング出力がグラフ C に従った動作を示さない場合は、
使用条件を点検してください。故障診断の章を参照。
74
WT ティーチモード
対象物のための
ティーチインモ
ード /
Teach-in mode
for objects
ティーチイン時
間 /
Teach-in time
光軸調整 /
Alignment
LED 表示灯 /
LED indicator
結果 /
Results
シングルティー
チインのプッシ
ュボタン /
Single teach-in
pushbutton
約 1.0 秒 /
Approx. 1.0 s
センサを対象物
に /
Sensor to object
Ö
検出範囲が対象
物に従って調整
されている /
Sensing range
is adjusted
according to
object
ET: > 2~< 4 s
のピン 5 または
グレーワイヤを
UV に接続しま
す ()。 /
ET: Connect pin
5 or gray wire
to UV for > 2 to
< 4 s ().
> 2 秒
センサを対象物
に /
Sensor to object
Ö
検出範囲が対象
物に従って調整
されている /
Sensing range
is adjusted
according to
object
75
追加機能
テスト入力: センサ WTT12L にはテスト入力(概略接続図 [B] の「TE」または「テ
スト」)が付いており、これによって投光器はオフになり、つまりセンサが正しく
機能しているかどうかを検査できます。LED 表示灯付きのケーブルソケットを使
用する場合は、TE が適切に配置されているかどうか注意してください。
対象物が光軸の中に存在している必要があります (受光)。テスト入力を有効にし
ます(概略接続図 [B] を参照、TE 24 V)。投光 LED がオフになるか、または対象
物が検出されないというシミュレーションが行われます。機能を点検するために、
グラフ C を使用します。スイッチング出力がグラフ C に従った動作を示さない場
合は、使用条件を点検してください。故障診断の章を参照。
センサは標準 I/O モード(SIO)または IO-Link モード(IOL)で使用できます。す
べての自動化機能およびその他のパラメータ設定は、IO リンクモードでも標準 I/O
モードでも有効です(例外: タイムスタンプ)。標準 I/O モードでは、バイナリスイ
ッチング信号がピン 4 / 黒色ワイヤないしピン 5 / グレーワイヤを通じて出力さ
れます。
IO-Link の機能については、付録の IO-Link 光電センサの取扱説明書を参照するか、
または www.sick.com にて注文番号を元にダウンロードしてください。
WT
ティーチモード
74
8018110.ZM26 | SICK
Subject to change without notice
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