92 | Ottobock
3.1 組立て
注記
真空コネクタの破損リスク。 真空コネクタは、内側ソケットおよびフレーム
ソケットの固定を目的としていません。 バルブには保持機能がありませ
ん。 フレキシブル内側ソケットにだけ真空コネクタを取付けてください。
3.1.1 テルモリン製ソケット成形の準備
• ナイロン・ストッキネット(99B25)を 石膏離型剤(85F1)に浸し、陽性モ
デルに被せてください。
• モールド用ダミー(5)を 同梱の木ネジ 503S3 で 陽性モデルに固定して
ください (図2)。
3.1.2 テストソケット成形の場合
• テルモリン製テストソケットは、成形後に、モールド用ダミーの上面が露
出するように削ってください(図3)。
• 木ネジ(503S3)を取外し、ソケットを陽性モデルより取外してください。
• 真空コネクタを取り外し、下部ネジリングの接触面へ617H46接着剤を必
要に応じて適用してください(図4)。
• バルブベースをソケットに取付けてください (図5) 。ロックリングを上か
ら締めこみます。ピンレンチは、バルブベースにロックリングを締めこむ
ために使用します (図6) 。
3.1.3 カーボン製外ソケット式フレキシブル内ソケット製作の場合
外ソケットのラミネーション時にバルブベースに必要な空間を確保するためラ
ミネーション用ダミー
(6)を使用します
• フレキシブル内ソケットは、成形後に、モールド用ダミーの上面が露出す
るように削ってください(図3)。
• 木ネジ(503S3)を取外します。
• ラミネーション用ダミーをモールド用ダミーの上に、 ボルト 501S86=M5×12
で固定してください (図7) 。ソケットの強化材として、オットーボックのカー
ボンファイバー・ストッキネットの使用をお勧めします。
• ラミネーションの後、ラミネーション用ダミーの上面が露出するように削
り、ボルトを取外してください。
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