48
6.1 適合
注意
誤った装着方法による危険性
肢位の不良や股関節の発育異常につながるおそれがあります。
►
装具は正しく装着してください。
►
保護者に製品の正しい装着方法をご説明ください。
►
製品の変更は行わないよう、保護者にご説明ください。
初回の装着と調整は義肢製作施設にて行ってください。
顆頭用クラスプは、肌に直接装着することも、623T1=6 コットンストッキネットまたは薄手のズ
ボンの上から装着することができます。
顆頭用クラスプは、測定値に合わせて幅を調整してたら装着するか、脚に直接装着します。
1) 顆頭用クラスプを移動させるには、六角レンチを使って2本の皿頭ネジを緩めます(画像参照
2)。
2) 大腿部前方からHip Abduction Orthosisを装着し、内側顆状突起の中央に配置します(画像参照
3)。
3) 内転ユニットを調整するには、止めネジを緩めます(画像参照
4)。
4) テレスコープ外側には穴があります。ペンで幅の場所に印をつけ、何度でも同じ位置に調整
できるようにします(画像参照
5) 装具を装着者に渡す前に、すべてのネジが241 636K13
Loctiteで固定されていることを確認し
てください。
6.2 適用・装着方法
注意
誤った装着または過度な締め付けによる危険
不適切あるいは過度に締め付けた状態で装着すると、局所的に過剰な圧迫が加わり、血行障害
やしびれなどが発生するおそれがあります。
►
製品が正しく装着されているか確認してください。
初回装着の間は義肢装具士が装具を扱うように、装着者にお伝えください。
子どもが安全に立てるように、摩擦力のあるソール付きの靴を選び、外縁を
3
mm
上げておきま
す。
1) 面ファスナーを開けます(画像参照
6)。
2) 大腿部前方からHip Abduction Orthosisを装着し、アライメントが正しいことを確認します。
3) すべての面ファスナーを閉じます。
6.3 取り外し
1) 面ファスナーを開けます。
2) 大腿部からHip Abduction Orthosisを外します。
7 お手入れ方法
注記
不適切な洗剤の使用による破損の危険
不適切な洗剤を使用すると破損する危険があります。
►
指示通りの洗浄剤使用してください。
>
使用可能な洗剤:
中性洗剤(日本では453H10ダーマクリーンの取扱いがございませんので、通
常の低刺激性洗剤をご使用ください。)
製品は防水性です。お子様の世話をする際に外す必要はありません。
1) きれいな水で製品を清掃します。
2) 製品を充分にすすいでください。