![background image](http://html.mh-extra.com/html/omron/zx2-lda/zx2-lda_instruction-sheet_1633411002.webp)
ここでは、ハードに関する一時的なトラブルの対処方法を記載します。修理に出す前に、
まずご確
認ください。
9.
故障かなと思ったら?
7.
基本設定
分類
動作
表示
出力
稼働中に再起動される
入力信号を受付けない
測定値が日や時刻によって
変動し、安定しない
レーザ光が投光されない
外部入力端子からのバンク
切替えが動作しない
ボタン操作でバンクを切り
替えても、RUNモードで
BANK0に戻る
メインデジタルの表示が
----- の状態のままになる
明らかに測定範囲外の領域
で、異常な距離が表示される
電源投入時メインデジタル
に
と表示される
外部へ判定を出力できない
アナログ出力レベルがおか
しい
・電源装置は正しく接続されていますか?
・演算ユニットは、
しっかりと接続されていますか?
・各コードは正しく配線されていますか?
・信号線が断線していませんか?
・温度特性の影響が考えられます。定期的に基準対象物
でゼロリセットを実行し、補正するようにしてください。
・LD off入力が短絡していませんか?
・外部入力端子設定が に設定されていますか?
・コードは正しく配線されていますか?
・外部入力端子の設定が に設定されて
いませんか?
・ホールド機能が有効で、
トリガモードが のとき、
タイミングは入力されていますか?
・ホールド機能が有効で、
トリガの種類が
または のとき、
セルフトリガレベルは適切な値が設定されていますか?
・センサの特性上、このような現象が発生する場合が
あります。検出物体との測定距離を確認のうえ、
使用してください。
・センサヘッドのレーザが劣化しています。
センサヘッドを交換してください。
・各コードは正しく接続されていますか?
・信号線が断線していませんか?
・リセット入力が短絡していませんか?
・HIGHしきい値がLOWしきい値より大きく設定され
ていますか?
・アナログ出力設定は正しいですか?
現象
原因と対処法
■一番簡単な設定方法
[シングルスマートチューニング]
※測定内容別(高さ、段差・浮き・反り、2枚差し、厚み、位置決め、偏芯・面振
れ)の基本設定については、マニュアルをご覧ください。
ボタン操作
基準ワークをセットし、
センサヘッドとワーク
の距離が測定中心
距離になるように、ア
ンプユニットのデジタ
ル表示値またはセン
サヘッドの表示灯を
見ながらセンサヘッド
の位置を調整し、取り
つけます。
デジタル表示
操作内容
選択メニュー説明
―
―
サブデジタルに
と
3秒間点滅表示し
た場合、チューニ
ングできていませ
ん。設定を確認後、
再度実施してくだ
さい。
1秒押し
押下中
押下終了
点滅
ボタンを1秒押して、
が表示されたらボタン
を離して、スマートチュ
ーニングを実行する。
3秒長押し
3秒長押し
・初回使用時
・MENUモード
詳細メニューOFF時
・MENUモード
詳細メニューON時
HIGH
しきい値
応答時間
LOW
しきい値
詳細メニュー
表示選択
設定
初期化
MENUモード(詳細メニューOFF)
★:初期値 *
*しきい値、スケーリングの初期値は形ZX2-LD50(L)の場合の値を記載しております。また設定画面は、
ソフトウェア Ver1.2xxの場合を記載しております。
:バンク切替
アナログ
出力設定
アナログ
出力値
分解能
現在値
BANK
(数値設定)
(数値設定)
★
★
★
★
★
★
OFF設定時
:サブデジタル
:メインデジタル
ON設定時
8.
エラーメッセージ
ここでは、アンプユニットに表示されるエラー内容とその処置について記載します。
表示
エラー内容
処置
受光量飽和、計測異常
です。
センサヘッドが接続されて
いません。
またはセンサ通信エラー
です。
アンプユニット連結通信
エラーです。
Error-bright
Error-channel
Error-channel
Error-dark
・センサヘッドとワーク間距離を測定範
囲内に設置してください。
・センサヘッドとワーク間距離を測定範
囲内に設置してください。
・ アンプユニットを2台以上設置してい
る場合は、いったん電源を切り、アンプ
ユニットおよび演算ユニットの接続が
正しいことを確認してください。
・ アンプユニットを1台で使用している場
合は、いったんアンプユニットを2台以
上連結して、相互干渉防止設定・隣接
演算設定をOFFにするか、設定データ
の初期化操作をしてください。
・いったん電源を切り、センサヘッドが
正しく接続されているか確認後、電源
を再投入してください。
・ノイズの影響を受けている可能性が
ある場合は、電源を他の機器と独立
させる、センサケーブルの配線を動力
線から離すなどのノイズ対策を行って
ください。
・それでもエラーが解決しない場合は、
センサヘッドが故障しています。センサ
ヘッドを交換してください。
・いったん電源を切り、結線が正しいか
確認後、電源を再投入してください。
・それでもエラーが解決しない場合は、
アンプユニットが故障しています。
アンプユニットを交換してください。
・ SETキーを3秒長押しにより設定内容
を初期化してください。
・それでもエラーが解決しない場合は、
アンプユニットが故障しています。
アンプユニットを交換してください。
・いったん電源を切り、HIGH/PASS/
LOW/エラーの出力線が短絡していな
いか確認後、電源を再投入してください。
・相互干渉防止設定ONにし
ているにも関わらず、アンプ
ユニットが1台しかありません。
・隣接演算設定ONにしている
にも関わらず、アンプユニット
が1台しかありません。
受光量不足、計測異常
です。
センサヘッドレーザが異常
です。
Error-head
Error-head
Error-head
Error-head
Error-memory
Error-head
Error-head
Error-head
Error-head
Error-head
センサヘッド内蔵メモリが
異常です。
センサヘッドシステム異常
です。
アンプユニット設定
メモリエラーです。
判定出力が短絡して
います。
Error-memory
Error-short
・いったん電源を切り、結線が正しいか
確認後、電源を再投入してください。
・それでもエラーが解決しない場合は、
アンプユニットが故障しています。
アンプユニットを交換してください。
アンプユニットシステム
エラーです。
Error-system
・ 応答時間を大きな値に設定変更して
から再度実施してください。
・センサとワークの距離が測定範囲内
か確認後、再度実施してください。
スマートチューニングに
失敗しました。
Tuning-failed
・センサヘッドを交換してください。
センサヘッドのレーザが
劣化しています。
LD.down
・ 測定値が出力可能な状態となり次第、
通常に測定値が表示されます。
リセット信号入力中や、演算中・
ホールドサンプリング時間前
などの原因により、測定値が
出力されない状態です。
応答時間
★
HIGH
しきい値
HIGH
しきい値
(数値設定)
★
LOW
しきい値
LOW
しきい値
(数値設定)
★
ヒス幅
(数値設定)
★
★
隣接演算
設定
CH2以降として
接続時
非連結時、
CH1として接続時
非連結時、
CH1として接続時
非連結時、相互干渉防止ON
にてCH1として接続時
非連結時、
CH1として接続時
CH2以降として接続時
★
ゼロリセット
メモリ
★
バンク
切替設定
★
(数値設定)
(数値設定)
★
オンディレイ
時間
★
外部入力
端子設定
★
計測表示
スケーリング
THICK以外の場合
★
アナログ
出力設定
★
非計測時
出力
★
クランプ値
±5V、1〜5Vの場合
4〜20MAの場合
★
(数値設定)
★
オフディレイ
時間
TIMINGの場合
OFFの場合
トリガモード
OFF以外の場合
★
ホールド
設定
★
セルフトリガ
レベル
TIMING以外の場合
★
(数値設定)
スケーリング前
表示値2
(数値設定)
★
スケーリング後
表示値1
(数値設定)
★
スケーリング前
表示値1
ONの場合
★
(数値設定)
OFFの場合
(数値設定)
★
スケーリング後
表示値2
MENUモード(詳細メニューON)
(数値設定)
★
厚み設定
THICKの場合
★
詳細メニュー
表示選択
★
設定初期化
★
検出面選択
非連結時、
CH2以降として接続時
CH2以降として接続時
相互干渉防止ONにて
CH2以降として接続時
相互干渉
防止
CH1として接続時
★
★
微分機能
サブデジタル
メモリ
★
* メインデジタルは常に測定値を表示します。
* 上記の表示内容は一例であり、実際の表示は異なります。
* 押下中はワークを動かさないでください。
サブデジタルの表示切替中は出力が更新されません。
RUNモード
* スマートチューニングはMENUモードでも実行できます。
*
3
秒同時押
し
3
秒同時押
し
ボタン操作無効
(解除)
タイミング
入力
スマート
チューニング
1秒押し
ゼロリセット
実行
1秒同時押し
1秒同時押し
ゼロリセット
解除
RUNモード
±5V、1〜5Vの場合
4〜20mAの場合
ゼロリセット時
表示
サブデジタル
メモリ
★
ご承諾事項
インダストリアルオートメーションビジネスカンパニー
当社商品は、一般工業製品向けの汎用品として設計製造されています。従いまして、次に
掲げる用途での使用を意図しておらず、お客様が当社商品をこれらの用途に使用される際
には、当社は当社商品に対して一切保証をいたしません。ただし、次に掲げる用途であって
も当社の意図した特別な商品用途の場合や特別の合意がある場合は除きます。
(a) 高い安全性が必要とされる用途(例:原子力制御設備、燃焼設備、航空・宇宙設備、鉄
道設備、昇降設備、娯楽設備、医用機器、安全装置、その他生命・身体に危険が及び
うる用途)
(b) 高い信頼性が必要な用途(例:ガス・水道・電気等の供給システム、24時間連続運転
システム、決済システムほか権利・財産を取扱う用途など)
(c) 厳しい条件または環境での用途(例:屋外に設置する設備、化学的汚染を被る設備、
電磁的妨害を被る設備、振動・衝撃を受ける設備など)
(d) カタログ等に記載のない条件や環境での用途
*(a)から(d)に記載されている他、本カタログ等記載の商品は自動車(二輪車含む。以下同
じ)向けではありません。自動車に搭載する用途には利用しないで下さい。自動車搭載
用商品については当社営業担当者にご相談ください。
*上記は適合用途の条件の一部です。当社のベスト、総合カタログ、データシート等最新版
のカタログ、マニュアルに記載の保証・免責事項の内容をよく読んでご使用ください。
v 2014年7月
A
●その他のお問い合わせ
納期・価格・サンプル・仕様書は貴社のお取引先、または貴社
担当オムロン販売員にご相談ください。
オムロン制御機器販売店やオムロン販売拠点は、Webページで
ご案内しています。
●製品に関するお問い合わせ先
クイック
オムロン
0120-919-066
■営業時間:8:00〜21:00 ■営業日:365日
●FAXやWebページでもお問い合わせいただけます。
携帯電話・PHS・IP電話などではご利用いただけませんので、下記の電話番号へおかけください。
電話
055-982-5015
(通話料がかかります)
お客様相談室
FAX
055-982-5051
/
www.fa.omron.co.jp