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運転中の注意事項
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エンジン始動後スロットルレバーを低速位置にして,約2〜3分間暖機運転を行い
ます。暖機と共になめらかな加速が得られます。
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始動直後はエンジン各部に潤滑油が充分まわっていませんので急激に回転を上げ
ないようにして下さい。
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スロットルレバーを全開にすると,かなりの高速回転速度となりエンジンの寿命
が短くなるばかりでなく,故障の原因となりますので,無負荷高速運転(カラ吹
かし)はもとより,不必要な高速回転でのご使用は避けて下さい。
注意
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運転前には「エンジン運転前の点検」に従って必ず点検をして下さい。
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エンジンは,室内及び換気の悪い所では運転しないこと。
(排気ガスには,無臭
で有害な一酸化炭素が含まれています)
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可動部や,回転部には,手や足を入れたり近づけたりしないこと。
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気化器,マフラー,燃料タンク,クランクケース,シリンダ及び各部の合わせ
面から燃料漏れ又は,ガス漏れが生じた場合は,即座にエンジンを停止するこ
と。
(販売店又はサービスセンターにて修理して下さい)
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エンジンの設定回転をむやみに調整しないこと。
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火傷の恐れがありますので,熱くなっているマフラーやエンジン各部に触らな
いこと。
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マフラーの中や周りに草や葉及び可燃物を付着したままエンジンを運転しない
こと。
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運転中は点火プラグキャップや高圧コードに触らないこと。
(感電ショックを受
け,体に害を受けることがあります)
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マフラーやエアクリーナカバーを外したままで運転しないこと。
低速
高速