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Chapter 2 導 入 編
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無線AP(無線ルータ)を使わずに、無線クライアント同士で直接通信するAd hocモードで
の接続方法について説明します。Ad hocモードの設定を始める前に、無線クライアントの
ドライバおよびLogitecクライアントユーティリティのインストールを完了しておいてくだ
さい。なお、Ad hocモードでは、WPS機能は利用できません。
●Ad hocモードを設定するには
Ad hocモードで使用する場合は、必ずいずれかの無線クライアントについて手動でSSIDや
セキュリティ設定をおこなってください。
設定した1台の無線クライアントを起動し、他の無線クライアントは、Logitecクライアン
トユーティリティの「AP一覧」からSSIDを選択することで、セキュリティ設定を手動で入
力するだけにできます。
接続作業をはじめる前に、Ad hocモードで使用する無線LAN設定の項目を決めます。
設定名
項目
設定値
設定値A
SSID
設定値B
認証方式
□Open □WPA2-PSK
設定値C
暗号化
□Non(データを暗号化しない)
□WEP □AES
設定値D
WPA2-PSKの場合
パスフレーズ=
設定値D
WEPの場合
・キー番号=
・入力する文字形式 □ASCII文字
□Hexadecimal (16進数)
・暗号キー=
※セキュリティに関する項目は、セキュリティ機能を使用している場合にメモしてください。なお、各
項目の選択条件によって、表示される設定名の項目は変化します。
※Ad hocモードにおけるセキュリティ設定は、WEPまたはWPA2-PSK(AES)のいずれかになります。
ここにメモ書きした場合は、このマニュアルを他人に見られないように保管してください。
Ad hocモードで接続する
Ad hocモードで接続する
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注 意
注 意
認証方式に「Open」を選択して暗号化に「WEP」を選択している場合、または認証方式に
「WPA」「WPA2」を選択している場合は、「IEEE802.1x認証」を使用することができます。
IEEE802.1x認証は、オフィスなど大規模なネットワークでユーザー認証を厳格に扱う場合
に使用されます。
IEEE802.1x認証を使用する場合は、ネットワーク管理者に設定を依頼するか、ネットワー
ク管理者の指示に従って設定してください。
◆【802.1x】タブ
●IEEE802.1x認証を有効にするには
認証方式で「Open」または「WPA」、「WPA2」のいずれかを選択すると、「802.1x」が有効に
なりますので、□をクリックします。青色が有効(IEEE802.1x認証を使用する)な状態です。
●設定方法
❶ 【802.1x】タブをクリックし、必要な内容を設定します。
❷ 認証方式を選択します。
❸ 認証方式に「PEAP」を選択した場合に[プロトコール]を選択します。
❹ ネットワーク管理者の指示内容に従って、【ID/パスワード】、【証明書】、【認証サーバ】
の各タブの必要な項目を入力します。
❺ 設定が終われば、
OK
をクリックして設定を保存します。
802.1x認証について
802.1x認証について
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