
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実習の準備
心嚢穿刺部への水の注入方法 [1]
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心嚢穿刺部への水の注入
三方活栓に取り付けてある逆流防止弁ははずさないでください。はずしてしまうと、実習時
に吸引ができません。
② イルリガートルに水を注入後、排水用ホースについている三方活栓のコックを開放の状態
にし、排水用チューブをディスポカップに入れておきます。
コックが開放の状態
逆流防止弁
三方活栓のコックの位置は、必ず右上写真の位置にしてください。コックをこの位置に
しないと実習時に吸引ができません。
③ 給水用チューブのチューブコックを開きます。イルリガートルの水が心嚢穿刺部に注入
されます。穿刺パッド部内に入る水の容量は約500mLです。排水用のチューブから水が
出てきたら、給水用チューブのチューブコックを閉じます。
次に排水用チューブの三方活栓のコックを写真の位置に設定し、ディスポカップよりはず
しておきます。これで準備は完了です。
イルリガートルよりの水の注入で、排水用
チューブから水が出てこない場合は、給水
用チューブを持ち上げ、チューブ内に残って
いる水をパッド部内に注入します。
それでも水が出ない場合は、給水用チューブ
のチューブコックを一旦閉じ、イルリガートル
内に少量の水を注入し、再度チューブコック
を開いて心嚢穿刺部内に水を注入し、排水用
チューブより水が出るのを確認してから、
③の操作を行ってください。
チューブコックを開く
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