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586 – Japanese
キャブレター
アイドリング速度の微調整
調整をする前に、必ずエアフィルターに汚れがなく、エアフ
ィルターカバーが装着されていることを確認します。 アイド
リング速度の調整が必要な場合は、アイドリング調整
T
ネ
ジで行います。
推奨アイドリング速度:
「主要諸元」を参照してください。
マフラー
注意!
マフラーには触媒コンバータを装備するものがあり
ます。 お使いの製品に触媒コンバータが装備されているか
は、主要諸元の項で確認してください。
マフラーは騒音のレベルを最小限に抑え、排気ガスを使用
者から遠ざける働きをします。 排気ガスは高温である上に
火花を含んでいることがあり、乾燥した可燃物に接触する
と火災の原因となりかねません。
特殊なスパーク防止ネットを備えているマフラーもありま
す。 お使いの製品にこのタイプのマフラーが装備されてい
る場合は、少なくとも週に
1
回、ネットを清掃してください。
ワイヤーブラシでこするのがもっとも効果的です。 触媒コ
ンバータが装備されていないマフラーの場合、ネットを週
に
1
回掃除し、必要な場合は交換します。 触媒コンバータ
付きマフラーの場合、月に
1
回点検し、必要に応じて交換し
ます。 ネットに損傷があれば、交換します。 ネットが頻繁に
詰まる場合は、触媒コンバータの性能が落ちている可能性
があります。 マフラーの点検については、販売店に連絡し
てください。 ネットが詰まると、本機はオーバーヒートを起
こし、シリンダーやピストンの破損の原因となります。
注意!
マフラーに欠陥がある場合、本機は絶対に使用しな
いでください。
!
警告! 使用中の触媒コンバータ付きマフラー
は非常に高温になり、使用後もしばらくの間、
高温が続きます。 アイドリングにおいても高温
となります。 触るとやけどすることがあります。
火災の危険も忘れないでください。
冷却システム
運転時の温度をできるだけ低く保てるよう、本機には冷却
システムが装備されています。
冷却システムをブラシで週に一度、過酷な使用環境ではよ
り頻繁に清掃してください。 冷却システムが汚れたり詰ま
ったりしていると本機がオーバーヒートを起こし、ピストン
やシリンダーの損傷の原因となります。
スパークプラグ
スパークプラグの状態は次の原因によって悪化します。
•
不適切なキャブレターの設定
•
誤った燃料調合(オイル過多または不適切な種類のオ
イルの使用)
•
エアフィルターの汚れ
上記の要因によりスパークプラグ電極にカーボンが付着
し、運転中の不具合や始動困難などの原因となります。
T
メンテナンス