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7.2 チ ェ ッ ク 校正法
チ ェ ッ ク 校正法では、 一定時間内の薬品の消費量 を
読み取 り 、 こ の値 と 同 じ 時間内に行われた吐出ス ト
ロ ー ク の回数 を比較す る こ と で校正値 を計算 し ま す。
こ の校正方法は非常に正確で、 特に長期間運転 し た
後や、 直接校正が不可能な場合に適 し てい ま す。 例え
ば薬品の タ ン ク を交換 し た と き や、 充填 し た と き に
適 し てい ます。
チ ェ ッ ク 校正法は以下の手順で行い ま す。
1.
ボ タ ン を押 し てポ ン プ を停止 し ま す。
2. 吐出ス ト ロ ー ク の カ ウ ン タ の値 を読み取 り 、 記録
し ます。
の項を 参照 し て く だ さ い。
3. 薬品 タ ン ク 内の液量 を読み取 り 、 記録 し ます。
4.
ボ タ ン を押 し てポ ン プ を起動 し 、 1 時間以上
運転 し ます。 ポ ン プの運転時間が長いほど、 校正
の精度が上が り ます。
5.
ボ タ ン を押 し てポ ン プ を停止 し ま す。
6. 吐出ス ト ロ ー ク の カ ウ ン タ の値 を読み取 り 、 記録
し ます。
の項を 参照 し て く だ さ い。
7. 薬品 タ ン ク 内の液量 を読み取 り 、 記録 し ます。
8. 注入量 [ml] と 、 こ の運転時間内の吐出ス ト ロ ー
ク の回数 を計算 し ます。
9.
こ の校正値は次の式で計算 し ます。
[ 注入量 [ml]
÷
吐出ス ト ロ ー ク の回数]
×
100
10. 計算値 を校正 メ ニ ュ ーで設定 し ます。
8. サー ビ ス
長期間の使用 と 精度 を保つため、 ダ イ ア フ ラ ムやバ
ルブ な どの消耗部品は、 磨耗の兆候 を定期的に
チ ェ ッ ク し て く だ さ い。 必要に応 じ て、 消耗 し た部品
は適切な材質の交換部品 と 交換 く だ さ い。
詳細は、 グルン ド フ ォ ス サー ビ スパー ト ナーにお問
い合わせ く だ さ い。
8.1 定期 メ ン テ ナ ン ス
*
磨耗が多い液体は、 サー ビ ス間隔 を短 く し て く だ
さ い。
8.2 ク リ ーニ ン グ
必要に応 じ て、 乾いた き れい な布でポ ン プのすべて
の表面 を拭い て く だ さ い。
間隔
作業
毎日
ド レ ン吐出口 (図
) か ら 液が漏れて
いな いか、 ド レ ン吐出口が詰ま っ た
り 汚れて いな いかチ ェ ッ ク し ま す。
その場合には、
の項の説明に従 っ て く だ さ い。
液がポ ン プ ヘ ッ ド ま たはバルブか ら
漏れな いかチ ェ ッ ク し ま す。
ポ ン プ ヘ ッ ド のネ ジが破損ま たは緩
んだ状態でポ ン プが運転 さ れて いた
場合には、 直ち にポ ン プ を 電源か ら
切 り 離 し て く だ さ い!
の項
の説明に従 っ て く だ さ い。
必要に応 じ てバルブ お よ びキ ャ ッ プ
ナ ッ ト を 増 し 締めま たは点検 し ま す
(
の項 を参照)。
毎週
乾いた き れいな布で、 ポ ン プのすべ
ての表面を 拭いて く だ さ い。
3 ヶ 月毎
ポ ン プ ヘ ッ ド のネ ジ を チ ェ ッ ク し ま
す。
必要に応 じ て、 ポ ン プ ヘ ッ ド のネ ジ
を ト ル ク レ ン チ を 使 っ て 5.5 Nm (+
0.5/- 0 Nm) で交互に締め付け ま す。
損傷 し た ネ ジは直ち に交換 し ま す。
2年に一度
ま たは8000
運転時間ご
と *
ダ イ ア フ ラ ム と バルブ を 交換 し ま す
(
の項 を参照)。