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Dräger X-dock 5300/6300/6600
基本操作
4.6.1
設定
1.
> ガス設定 > 設定 を選択します。
X-am 2000 では、3 つの異なるテストガスから選択できます。
これらのガスは、調整およびテストにも使用できます。メタ
ン （CH
4
）、プロパン （C
3
H
8
）、ペンタン （C
5
H
12
）が選択
可能です。選択したガスに応じて、センサーが異なる感度に
調整されます。これに関する詳細は、各センサーのデータシ
ートを参照してください。
プロパンとペンタンでは、「高感度」オプションを有効にで
きます。このオプションを有効にすると、センサーをノナン
と同等の感度を持つように調整するために、感度が人工的に
上げられます （あたかもセンサーがノナンで調整されたかの
ような感度にする）。交差感受性 （他ガスの影響）の調整に
関する詳細は、各センサーのデータシートを参照してくださ
い。
X-am 2000 用のテストガスを選択する：
1.
X-am 2000 を選択します。
2.
希望のテストガスをリストから選択します。
選択肢：
メタン - CH
4
（標準）
プロパン - C
3
H
8
ペンタン - PENT
プロパンとペンタンではさらに、「高感度」オプション
（蒸気感度）を有効にできます。
3.
選択を OK で確定します。
大気供給の設定を行う：
1.
大気 を選択します。
2.
希望の設定を選択します：
ポンプを使用 - 大気供給口 （標準）
圧縮空気を使用 - 圧縮空気供給口
3.
選択を OK で確定します。
エキスパート用設定では以下の設定が可能です：
クイックバンプテスト用の最高濃度を無視する
テストガスが未接続の場合のテスト動作
Dräger 推奨のクイックバンプテスト用最大許容濃度を無視す
る：
1.
BTQ 用の最高濃度を無視 を選択します。
2.
チェックボックスを有効にします （デフォルト設定：無
効）。
3.
選択を OK で確定します。
この機能を有効にすると、クイックバンプテストで、Dräger
の推奨値より高いテストガス濃度を使用できます。
テストガスが未接続の場合のテスト動作を設定：
1.
ガス不足時はテストを中断する を選択します。
2.
チェックボックスを有効にします （デフォルト設定：有
効）。
3.
選択を OK で確定します。
この機能によって、必要なテストガスが接続されていない場
合でも、テストまたは調整を実行するかどうか設定できま
す。
シリンダ充填量確認の設定：
1.
充填レベルモニター を選択します。
2.
ガス不足時はテストを中断するのチェックボックスを有
効または無効にします。
3.
選択を OK で確定します。
新しいテストガスシリンダのためにシリンダ充填量確認をリ
セットする：
1.
新しいテストガスシリンダをコネクタに接続します。
2.
> ガス設定を選択します。
3.
希望するテストガス供給口を選択します。
4.
その他のオプション で を選択し、シリンダ充填量確認
をリセットします。
X-am 2000 用のテストガスを選択
►
大気供給の設定
►
エキスパート用設定
►
シリンダ充填量確認
►
注意事項
該当するガスをガス供給口に接続し、ガス設定で設定
を行ってください。
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警告
テストガス濃度の選択を誤ると、ガス検知器の警告が
遅すぎるにも関わらず良好なテスト結果が出る可能
性があるため、この機能は訓練を受けた専門知識を持
つ人だけが有効にできます。
警告
この機能を無効にすると、該当するチャンネルが点検
または調整されません。
注意事項
シリンダ充填量確認は、Dräger の品番による設定が
可能なシリンダでのみ可能です。
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