V-Series リギングコンセプト
2.11 キャビネットのリギング 機構
V-Series キャビネットと V フライングフレーム 、または隣
接するラウドスピーカーとの 接続は、キャビネット 前部左
右に設置されているフロントリンク 、そしてキャビネット
後部中央に設置されているスプレイ/リアリンクによっ
てシステマチックに 行うことができます。
全てのリギング 金具はキャビネットにあらかじめマウン
トされており、必要に応じて引き出すことができます。
原理的に、V8/V12 と V-SUB は同じフロントリンク機構を
持ちます。
2.11.1 フロントリンク機構
V8/V12
1. 両方のロッキングピンを取り外し、フロントリンクを
引き出します。
2. 一方のロッキングピンを上側の穴に挿入し、リンクを
固定します。
V-SUB
SUB キャビネットのフロントリンク 機構は、4 種類の異な
るセッティングを 行うことができます:
a. SUB to フレーム (
Þ
b. キャビネット 間のスプレイ角が 0°の SUB to SUB (
Þ
c. キャビネット 間のスプレイ角が 2.5°の SUB to SUB (フ
リー
Þ
d. キャビネット 間のスプレイ角が 2.5°の SUB to SUB(ブ
ロック
Þ
このセッティングでは 、キャビネットが 折り畳まれる
のを防ぐことができます。
図 1: SUB to フレーム
図 2: スプレイ角が 0°の SUB
to SUB
図 3: スプレイ角が 2.5°の SUB
to SUB、フリー
図 4: スプレイ角が 2.5°の SUB
to SUB、ブロック
V8/V12 フロントリンク機構
V-SUB フロントリンク機構
d&b V-Series リギングマニュアル 1.11 ja
18