
J4
結 線
●
■ 結線上の注意
• 配線については、内線規定、電気設備技術基準に従っ
て施工してください。
• 屋外配線はしないでください。落雷時破損することが
あります。
• 電源線の端末は絶縁被覆付きの圧着端子を使用してく
ださい。
• 電源端子、RS-485 CH2 端子の接続には M3 のねじに適
合する圧着端子を使用してください。
• 圧着端子などが隣の端子と接触しないように注意して
ください。
• 本器の信号線や電源線は、他の動力線や他の電源線か
ら 60 cm 以上離してください。また、同一の配線管や
ダクト内を通さないでください。
• 他の計器と並列接続する場合は、他の計器の条件を確
認してから計装してください。
• 本器は電源投入後、安定のため約 30 秒間は機能しない
ようになっています。
• 結線が終わったら、通電前に配線間違いのないことを
確認してください。
●
■ 電源の接続
電源端子は次のように接続してください。
1
2
計器電源 DC24 V
4
5
6
+
-
計器電源は、主電源から 2 重絶縁もしくは強化絶縁された
クラス 2 回路または LIM (Limited energy circuit) を使用し
てください。
• 推奨配線
配線径
1.25 mm
2
(16AWG)
配線長
30 m 以下
• 端子仕様
適合ねじ M3
幅
5.8 mm 以下
締付トルク 0.6 N・m
●取り扱い上の注意
•
連結しているモジュール間は、電源が相互に接続されて
いるので、連結しているモジュールのどれか 1 つに電源
を供給してください。
•
電源は、連結しているモジュールの消費電力の総和を十
分にまかなえるものを選定してください。連結されたモ
ジュール全体の消費電力の総和は 70 W 以下としてくだ
さい。
•
電源に複数の配線をする場合、配線が困難な場合には中
継端子を設けるなどしてください。
●
■ LAN1、LAN2 コネクタの接続
前面にある LAN1 コネクタには、RJ-45 準拠コネクタを使
用して接続してください。
ベースのサイドコネクタが LAN2 コネクタです。
●
■ RS-485●CH1、RS-485●CH2 の接続
RS-485 CH1 コネクタは次のように接続してください。
DA(+)
SG
DB(−)
RS-485 CH1
RS-485 CH2 端子は次のように接続してください。
1
2
4
5
6
DA
(+) DB
(-) SG
●取り扱い上の注意
•
終端抵抗は内蔵していません。
•
伝送路の両端には、150 Ω± 5% 1/2 W 以上の終端抵
抗を取り付けてください。ただし、同一ラインで終端抵
抗の取り付けを禁止している機器がある場合には、その
機器の仕様に従ってください。
•
SG は必ず接続してください。接続しないと安定した通
信ができないことがあります。
•
通信線には、ツイストペアケーブルを使用してください。
●
■ USB ホストコネクタ
USB メモリを装着して、データのやり取りをします。
USB メモリ以外のデバイスを接続しないでください。
使用しないときは USB ダストカバーを装着してください。
●
■ 入出力間アイソレーション
実線は他のものと絶縁されていることを示しています。
電源(サイドコネクタを含む)
*1
ロジック回路
表示部(LED、スイッチなど)
USB ホスト通信
RS-485 CH2 通信
*2
LAN2 イーサネット通信
*1
RS-485 CH1 通信
LAN1 イーサネット通信
は絶縁されています
は機能絶縁
*3
されています
*1
電源、LAN2 イーサネット通信は絶縁関係を保持したままサ
イドコネクタに接続されています
*2
RS-485 CH2通信はサイドコネクタには接続されていません
*3
機能絶縁とは絶縁耐圧仕様を規定しない絶縁(おもにノイズ
耐性を上げることを目的とした絶縁)です
設 定
●
■ スマートローダパッケージ
本器を設定するには、別売のスマートローダパッケージ
形 SLP-SVG
(以下、ローダと呼びます)が必要です。
●
■ パソコンとの接続
本器とパソコン(スマートローダパッケージ使用)とは、
イーサネット経由で接続します。接続にはパソコンの IP
アドレス変更などの環境設定が必要です。