44
MW12
4.4
IC102
の出力電圧の検査
TP101の電圧は、3.6Vから3.85Vの範囲内であることを確認します。
4.5
アナログ特性の検査
注意: WINDOWSのボリュームコントロールはMAXにセットして下さい。
4.5-1 利得、歪み
Table 4.5-1に従って入力端子に信号を入力し、USB経由でパーソナルコンピュータに録音します。
録音したファイルをUSB 経由で再生した時、出力端子に得られるレベルと歪みはTable 4.5-1の範囲内であることを確
認します。
*歪み測定時は、200Hzのハイパスフィルターと20kHzのローパスフィルターを使用して下さい。
4.5-2 周波数特性
4.5-1において、印加信号周波数を20Hzとした時の出力レベルは、1kHzを基準として+1 〜 -1dBの範囲内にあること
を確認します。
印加信号周波数を20kHzとした時の出力レベルは、1kHzを基準として-3 〜 -10dBの範囲内にあることを確認します。
4.5-3 ノイズレベル
4.5-1において、入力端子をGNDにショートしてUSB経由で録音、再生した時、出力端子のノイズレベルは-60dBu以
下であることを確認します。
*ノイズ測定時は、12.7kHz -6dB/octaveローパスフィルターを使用して下さい。
4.6
USB Audioアプリケーションソフト(Cubase LE Windows版)の設定例
Input
L output
R output
Terminal
Frequency
Level Level Distortion
* Level Distortion
*
L input
1kHz
+18
+18 +/-2
0.05% or less
-30 or less
--
R input
-30 or less
--
+18 +/-2
0.05% or less
Table 4.5-1[dBu]
USB端子ご使用時の注意
USB 端子とコンピューターを接続するときは、以下のことを行なってく
ださい。
以下のことを行なわないと、コンピューターや本体が停止(ハングアップ)
して、データが壊れたり、失われたりするおそれがあります。
コンピューターやMW12本体が停止したときは、電源を入れ直し、コン
ピューターを再起動してください。
•
USB端子とコンピューターを接続する前に、コンピューター
の省電力(サスペンド/スリープ/スタンバイ/休止)モードを解除
してください。
•
MW12本体の電源を入れる前に、USB端子とコンピューターを
接続してください。
•
MW12本体の電源オン/オフやUSBケーブルの抜き差しをする
前に、コンピューターのすべてのアプリケーションを終了さ
せてください。
•
MW12本体の電源オン/オフやUSBケーブルの抜き差しは、6秒
以上間隔を空けて行なってください。
USBケーブルをUSB端子から抜き差しする場合は、2TR
IN/USBコントロールを最小にしてください。
• MW12
を使用しないでコンピューターのみを使用するときは、
コンピューターからUSBケーブルを抜いてください。
Cubase LEのセットアップ
1.
Cubase LEの再生音がそのまま録音されないよ
うに、MW12の2TR IN/USB (TO ST/TO C-R)
スイッチを押してオン
( > TO C-R)にしてお
きます。
C-R OUT端子とPHONE端子からは、再生音を
モニターできます。