42
MW12
3.12 最大出力
3.1の状態でST L OUT、ST R OUTに+24dBu、GROUP1、2、AUX1 OUT、AUX2 OUT、C-R OUTに+20dBu歪率1%以
下の出力が得られることを確認します。
PHONES(L、R)に+7.5dBu 歪1%以下の出力が得られることを確認します。
尚、ST L OUT、ST R OUT、GROUP1、2 OUT測定時はPANまたはBAL controlをそれぞれL、Rに回しきって下さい。
3.13 入力換算雑音
3.1の状態で、CH INPUT MIC入力端子(2pin-Hotと3pin-Cold間)を150Ωで接続した時、ST L OUTで得られるノイズ
レベルは-43.5dBu以下であることを確認します。
ノイズレベルが-43.5dBu以上の場合は、入力換算でのノイズレベルを求め、それが-127.5dBu以下であれば問題ありま
せん。
ST INPUT MIC入力端子(2pin-Hotと3pin-Cold間)を150Ωで接続した時、ST L OUTで得られるノイズレベルは
-39.5dBu以下であることを確認します。
ノイズレベルが-39.5dBu以上の場合は、入力換算でのノイズレベルを求めそれが-123.5dBu以下であれば問題ありません。
(測定CH以外のLEVEL VRはMINにして下さい。ノイズ測定時は、12.7kHz・-6dB/octaveローパスフィルターを使用し
て下さい。)
3.14 残留雑音
3.1の状態で全てのINPUT部のFADER、Level controlをMIN、assign switchをOFFにします。
この時、MASTER部のFader、VRを最大・最小にした時のノイズレベルは[Table 3.14-1]のレベル以下であることを確認
します。
*C-R OUT及びPHONESを測定する時は、ST FADERはMINにして下さい。
(ノイズ測定時は、12.7kHz・-6dB/octaveローパスフィルターを使用して下さい。)
3.15 PHANTOM
MIC入力コネクタのピン①-②間に負荷抵抗10kΩ(1W以上)を接続し、ピン②-③間を短絡します。
PHANTOM switchをONした時、LEDが点灯し負荷抵抗両端に+35±3Vの電圧が得られることを確認します。
3.16 出荷設定
工場セッティング
•EQ Gain control
: CENTER
•PAN,BAL,PAN/BAL control
: CENTER
•Other VR control
: MIN
•FADER
: MIN
•Lock-PUSH switch
: OFF
•ON/STANDBY switch
: STANDBY
Fader/VR
STEREO OUT GROUP OUT
AUX OUT
C-R OUT
MAX
-78.0
-80.0
-75.0
-72.0
MIN -100.0
-100.0 -100.0
-87.0
Table 3.14-1 [dBu]