SEL85F14GM (FE 1.4 / 85 GM) (FE 85mm F1.4 GM)
4-11
4-4. 画質の確認/調整
4-4-1. 調整手順
OK
OK
OK
NG
光学系
終了
サービス専用光学
ブロックを交換
NG
NG
OK
フランジバック
の調整
OK
NG
NG
NG
OK
OK
駆動系
Fig. 4-4-1
4-5. 光軸の確認/調整
フランジバック (fʼF) 測定器の設定
使用機器
• 1000 mmコリメータ (110 V: J-6082-604-A/240 V: J-6082-604-B)
• フランジバック測定器 (J-6082-606-A)
• Aマウントアタッチメント (J-6082-607-A)
• Eマウントアタッチメント (J-6082-798-A)
• フランジバックゲージ (43.50 mm) (J-6082-608-A)
• 延長治具 (47.00 mm) (J-6082-797-A)
• カメラ(Eマウントデジタル一眼レフカメラ全般)
準備
1. 測定器をFig. 4-5-1のように設定する。
フランジバックゲージ(43.50 mm)
Aマウントアタッチメント
対物レンズ(10x)
ダイヤルゲージ
(最小目盛り: 0.01 mm)
目盛りリング
接眼レンズ(7x)
視度調節リング
Fig.
4-5-1
2. フランジバック測定器の視度調節リングを回し,接眼レンズ内の十字線または目盛りがはっきりと見えるように調節する。
3. フランジバックゲージ (43.50 mm) をAマウントアタッチメントに密着させ,保持する。
4. フランジバックゲージに光を投じながらフランジバック測定器のノブを回転させて,細かい線が出るようにピントを合わせる。
注意:
必ずFig. 4-5-2の矢印方向にピント合わせを行ってください。
ノブ
中心付近の細かい線にピントを合わせる
ピント合わせ方向
Fig.
4-5-2
5. ダイヤルゲージの目盛りリングを回して,ダイヤルゲージの指針を“0”に合わせる。
注意:
この位置がフランジバック値 (fʼF) = 43.50 mmとなります。
短針の位置を記憶しておいてください。