LSB 10-18
O L E O I N T E R N AT I O N A L
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製品のご利用について
オレオの緩衝器は乾燥した条件に適した通常仕上
げで提供されます。通常仕上げは鉱山坑などの湿
気または腐食性の環境には適していません。
許容周囲温度:
-15
℃〜
70
℃
注意:上記以外の特別な条件でご使用の際はオレ
オインターナショナルへお問い合わせ下さい。
緩衝器はガイドレールと並行に
±5mm
で縦型に設置
されます。縦型以外の設置についてはオレオイン
ターナショナルへお問い合わせ下さい。
設置の準備
LSB
エレベーター緩衝器は完全に伸長した状態で納
品されます。プランジャー緩衝器のリコイルは外
付けの機械式スプリングにより行います。これら
の緩衝器はガスを充填し密封した状態では納品さ
れません。
緩衝器の重量に適合した正しい昇降用器具を使用
して下さい。プランジャーを使って昇降機を持ち
上げないで下さい。
緩衝器の重量を表
1
に示します。
本ユニットにはオイルを特定のレベルまで満たす
必要があります。
設置時に全ての緩衝器の正しいオイルレベルを必
ず確認して下さい。
リミットスイッチを配線して下さい。
注意:
LSB 10
の底部固定用のアンカーボルトの最低
深さは床から
40mm
、ボルト軸直径は
10mm
です。
LSB 16-18
の底部固定用のアンカーボルトの最低深
さは床から
90mm
、ボルト軸直径は
12mm
です。
最大全体高は必ず表
1
に照らして確認し、図に示し
た寸法に対し
LSB 10
は
+0/-3.7mm
、
LSB 16, 18
は
+0/-
4.8mm
の範囲でなければなりません。
オイル充填手順
充填は緩衝器の設置前でも後でも可能ですが、正し
いオイルレベルの確認は必ず伸長した時に行って下
さい。充填時は必ず緩衝器を縦にして下さい。
正しいオイル特性はデータラベルに記載されてい
ます。
a)
立坑の底に緩衝器を確実に固定します。
b)
オイルゲージを取り外します。図
A
に示すよう
に最低−最高マークの間のレベルまでオイルを
満たして下さい。
c)
オイルの取り扱いに注意して下さい。オイル製
造業者の推奨を遵守して下さい。
d)
オイルレベルを確認するにはオイルゲージの柄に
ついたオイルを全て拭き取ります。オイルゲージ
をねじ込まずに穴に押し戻します。オイルゲージ
を穴から抜いてオイルレベルを確認します。
e)
オイル充填後緩衝器を
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分間立たせたままにし
た後、オイルレベルを再度確認して下さい。こ
の過程でオイルは下に落ち着き、正確にレベル
を測ることができます。オイルレベルが望まし
い値になるまでステップ
d
を繰り返す必要がある
場合があります。
f)
重要:オイルレベル確定時にオイルゲージの最大
マークを超えた量のオイルを過充填しないで下さ
い。オイルゲージを元に戻して締めて下さい。
g)
可能であればプランジャーを圧縮し、放して、ス
ムーズに完全に伸長することを確認して下さい。
メンテナンス
エレベーターの設置時または衝突後の点検は自治
体の法令で定められた点検より頻繁に行う必要は
ありません。必要時は、オイルレベルが正常であ
るかと、全体高が正しい値にあることのみを確認
する必要があります。衝突後は緩衝器に破損が無
いか目視で確認して下さい。ガススプリングの点
検は、緩衝器が完全に再伸長されるか確認して行
って下さい。
プランジャー及びスイッチ周辺の汚れや堆積物を
取り除き、清掃して下さい。ストライカーの設置
位置を確認して下さい。ストライカーは垂直で、
プランジャー及びスイッチと平行に設置される必
要があります。
注意:緩衝器が完全に伸長した位置に戻らない場
合は(全体高を測ることで確認して下さい)緩衝
器の納入業者にご連絡下さい。
オイルの点検
オイルは緩衝器のデータプレートに記された特性
に 一 致 す る 必 要 が あ り ま す 。
– ISOVG68 – SG
.88/.90 at 15°C –
油圧
流動点
-18
℃以下。 粘度指数
75
以上。