3
(1)
減速機内の必要封入量は下表を参照してください。 なお、 下表に示す必要封入量は取付側との空間を含まない減速機内のみの目安となって
おりますので、 取付姿勢および取付側の空間も考慮したグリース量としてください。
※グリース漏れ防止のため、 組付け時に各接合面には液体パッキンを塗布してください。
(2)
グリースの交換は、 運転時間 20,000 時間または 3 ～ 5 年に 1 回行ってください。
※ 分解される際には、 弊社へお問い合わせください。
1-1 減速機が到着しましたら
2-1 グリース充填
コロネックスがお手元に届きましたら、 次の点についてお調べください。
本減速機は、 出荷時にグリースを封入しておりません。 お客様にて下表の推奨グリースをご用意の上、
組込時に必要量を充填してください
(1) 減速機を取り付ける相手部材の設計は、 減速機の外形寸法図に記載してある寸法を確認して行ってください。
(2)
モータアダプタ等の入力部の部材と高速軸との間にはシール構造を準備してください。
(3) 減速機と相手部材との接合部は、 下表の液状ガスケット等のシール剤を使用してください。
(4) 減速機の取付姿勢等を考慮し、 取付部材に給排脂口の設置を検討してください。
・ 減速機の出力フランジ側からのグリースの給排脂はできませんので注意してください。
・ 減速機のインターナル外周にグリースの給排脂口 (Rc1/8) を 2 ヵ所設けていますが、 この 2 ヵ所だけでは必要量を充填できない場合があります
ので注意してください。
(1) モータ等の入力部の推奨取付精度は、 インロー 「φｆ」 を基準として同軸度
「φｇ」以下としてください。取付精度が悪いと、特に振動、騒音の原因となります。
(2)
インターナルの取付は、 インロー 「φｃ」 あるいは 「φｆ」 を使用してください。
(3) 低速軸への取付は、 インロー 「φｂ」 を使用してください。
(4) 高速軸への取付は、 インロー 「φｄ」 あるいは 「φｅ」 を使用してください。
2-2 取付
取付部材の設計
取付寸法精度
[ mm ]
※ 図は垂直取付 ( 出力軸下向 )
推奨グリース名
メーカー
使用温度範囲
マルテンプ FZ No.00
協同油脂 ( 株 )
-10～40℃ ( 周囲温度 )
サイズ
空間
容積
f
h
i
必要封入量
水平軸
取付
垂直軸取付
出力軸下向
出力軸上向
cc
mm
mm
mm
g
g
g
025P
110
113
23
13.5
35
50
60
042P
160
136
24
6.5
55
70
85
080P
280
160
28.5
8
95
125
150
130P
570
220
26
12.5
195
250
300
空間容積の対象範囲
推奨液状ガスケット
メーカー
性質 ・ 用途
TB1207D
スリーボンド ( 株 )
シリコーン系無溶剤タイプ
TB1215
シリコーン系無溶剤タイプ
銅 ・ 銅合金への使用不可
サイズ
b
c
d
e
f
g
025P
34 H7
113 h7
15 H7
24 h7
113 h7
0.03
042P
45 H7
136 h7
25 H7
34 h7
136 h7
0.03
080P
60 H7
160 h7
30 H7
43 h7
160 h7
0.03
130P
70 H7
220 h7
45 H7
59 h7
220 h7
0.03
(1)
ご注文いただきました減速機型番と到着した減速機の型番 ( 本体貼付けもしくは同梱されている銘板に記載 ) が同じことを確認してください。
(2)
減速機本体および付属品 ( 六角穴付テーパプラグ× 2 個 ) があることを確認してください。
(3)
錆の発生、 損傷がないか確認してください。
(4)
減速機の保管時あるいは組込時にゴミ ・ 切粉などの異物が減速機内部に入らないように注意してください。
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本製品の保証書は、製品に添付しております。保証内容は、保証書裏面をご覧下さい。
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