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2-2. raidcmd
での確認
(1)
管理者権限
(Administrator
など
)
でログオンします。
※
raidcmd
を使うには、管理者権限を持つユーザでログオンします。管理者権限を
コマンドプロンプトなどのコンソールを起動します。
(2)
以下のコマンドを入力し、
RAID
コントローラのプロパティを参照します。
# raidcmd property –tg=rc –c=C <ENTER>
『
C
』は1)で確認した
RAID
コントローラ番号です。
以下は
RAID
コントローラ番号が『1』の場合の例です。
# raidcmd property –tg=rc –c=1 <ENTER>
(3)
以下のプロパティ画面が表示されます。
「
Battery Status
」設定が「
Normal
」と表示
されていればバッテリが正常に取り付けられています。
RAID Controller #1
ID
:
0
Vendor
:
LSI Corporation
Model
:
MegaRAID SAS 9267-8i
Firmware Version
:
x.xx.xx-xxxx
Cache Size
:
xxxxMB
Battery Status
:
Normal
Rebuild Priority
:
Low
Consistency Check Priority
:
Low
Patrol Read
:
Enable
Patrol Read Priority
:
Low
Buzzer Setting
:
Disable
HDD Power Saving(Hot Spare)
:
Disable
バッテリのステータスには以下の
3
つの状態があります。
Normal
:
バッテリが正常に稼動していることを示します。
Warning
:
バッテリがなんらかの理由により、正常に使用できない
状態であることを示します。
Not Present
:
RAID
コントローラにバッテリが接続されていないことを
示します。
バッテリのステータスが
”Not Present”
の場合は、バッテリ制御ケーブルの接続
状態を確認してください。
バッテリが完全に放電してしまっている場合は、
Universal RAID Utility
で認識
できないことがあります。その場合は、通電状態で約
30
分経過してから再起
動し、再度
Universal RAID Utility
で確認してください。
完全に放電してしまっている場合、充電完了まで約
12
時間かかります。
新規バッテリを接続した場合にはバッテリのリフレッシュが動作する場合が
あります。充放電のサイクルが完了するまではライトスルーで動作します。
その場合は約
12
時間後に再度バッテリの状態を確認してください。