
● EXPRESSBUILDER ヘルプについて
EXPRESSBUILDER のヘルプとメンテナンスガイドで記述が異なる場合は、メンテナンスガイドの記載を優先して
ください。
● サーバ診断カルテについて
サーバ診断カルテは、対象製品の稼働状況を記録し、月ごとに稼働状態の診断カルテを提供するサービスです。
サーバ診断カルテの詳細は、Starter Pack内の「サーバ診断カルテ セットアップガイド」を参照してください。
● LOM カード(N8104-173/177) FCoE 機能のサポートについて
本製品では FCoE (FibreChannel over Ethernet)機能を NEC としてサポートしておりません。
N8104-173 では LOM カードに適用されているファームウェアバージョンに関わらず、N8104-177 では Family
Firmware Version 8.35.43 以降で FCoE 機能が有効化されています。
OS 上で FCoE デバイスとして認識されますが、OS やドライバで機能利用の設定をしないことで、運用上の影響
はありません。
以下のデバイスの検出は無視していただいて構いません。
-HPE 533FLR-T FCoE Device
-HPE 622FLR-SFP28 FCoE Device
● N8104-173 10GBASE-T 接続 LOM カード(2ch) Wake On LAN 機能のサポートについて
N8104-173 10GBASE-T 接続 LOM カード(2ch)のポート 2 側で Wake On LAN 機能を使用する場合は、ファームウェア
バージョン 7.19.2 以降をご使用ください。
A) ファームウェア変更に伴う変更点
■ BIOS/Platform Configuration (RBSU)メニューの変更について
本製品の搭載ファームウェアの更新に伴い、メニューの一部に変更があります。
下記、変更点を記載します。
(1) Server Availability メニュー
システムユーティリティから、「System Configuration > BIOS/Platform Configuration (RBSU) > System Options
> Server Availability」を選択すると、「Server Availability」メニューが表示されます。
追加のオプションについて、次の表を参照してください。
項目
パラメーター
説明
IPMI Watchdog Timer
(注1)
[Disabled]
Enabled
IPMI に準拠した起動時の(POST)ウォッチドッグタイマー(WDT)を
有効にできます。このタイマーは、ユーザーがシステムに対し
て IPMI コマンドを発行すると無効になり、自動的には無効にな
りません。
IPMIウォッチドッグタイマー(WDT)は、POST中に<F9>キー、または
<F10>キーを押すと停止できます。
POST中の<F9>キー、または<F10>キーを押した以外の場合、WDTは選
択されたIPMIウォッチドッグタイマーのタイムアウト期間の後に
タイムアウトし、システムは選択されたIPMIウォッチドッグタイ
マー動作を続行します。
IPMI Watchdog Timer
Timeout
(注1)
10 Minutes
15 Minutes
20 Minutes
[30 Minutes]
サーバーのロックアップが発生した場合にサーバーに対して必
要なタイムアウト動作を実行するまでの待機時間を設定できま
す。
IPMI Watchdog Timer
Action
(注1)
[Power Cycle]
Power Down
Warm Boot
サーバーのロックアップによってウォッチドッグタイマーが時
間切れになったときのタイムアウト動作を設定できます。
[ ]: 出荷時の設定
注
1:
システム
ROM Version 2.54
以降にて利用できるオプションです
。
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