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- レバー”M を緩め、(図7B)押し下げたまま、カメラの荷重がかかった状態で雲台が水平を 保てるバ
ランスポイントに達するまで、カメラをスライドさせます。
- カメラがバランスポイントに達したら、図7Cに示すように、プレート”L”をロックノブ”M”で 所
定の位置にロックします。なお、その際、矢印がLOCKと書かれた四角形の内側に残って いるこ
とが必要です。
注: 適切な位置が見つかったら、そのときのプレート”L”の位置を目盛り”R”にマーキングしておけ
ば、またいつでも再現することができます。(図7C)
雲台上のカメラのカウンターバランスを取る
機材の重量バランスが調整できるよう、雲台には窒素ピストン式カウンターバランス機構が 搭載さ
れています。 調整は次の手順で行います。
1. ティルトブレーキ”Q”が解除されていることを確認します。(図8A)
2. ティルトドラッグノブ”P”を反時計回りに回しきります。(図8B)
3. カウンターバランスレバー”N”を引き出します。
4. カウンターバランスレバー”N”を反時計回りにいっぱいまで回し、カウンターウエイトを最小に
します。
5. 重量バランスが取れる位置に来るまで、少しずつカウンターバランスレバー“N”を時計回りに回し
ます。(図 8D)
片方の手をパンバーに掛け、カメラを前後に振り、希望の角度でカウンターバラ ンスが取れてい
るか確認します。(図8E)
• カメラを前後に動かして、手を放した、カメラが前に傾く様であれば、カウンターバランスが足りて
ない可能性があります。カメラが中心の位置に戻るまで、カウンターバランスを増やしてください。
• またカメラが後ろに傾く場合は、カウンターバランスが大きすぎる可能性があります。カメラが
中央に戻るよう、カウンターバランスを減らしてください。
前後に振った後、カメラが中央に戻ればカウンターバランスが取れている事になります。
注意:レバー”N”を反時計回りにいっぱいまで回します。レバー”N”は荷重バ ランス の調整レバー
で、ロックではありません。レバーがスムーズに回ってピストンがAAまたはBBま で達したら、そ
れ以上無理にレバー を回さ ないでください。カウンターバランス4kg相当のBB 位 置から、カウン
ターバランス 12kg(重心 高さ55mm時)のAA位置まで達するのにレバー”N” は約 8,5回転必要です。
それ以上の回転を無理に行うと、カウンターバランス性能や、最悪の場合製品の安 全性を 損
なう恐れがあります。
カメラを雲台から取り外す
カメラを雲台からはずす際は、必ず一方の手でカメラをしっかり押さえ、”T”ボタンを押 した
まま、もう一方の手で”M”を押してカメラをプレートから離します。
セキュリティーボタン”T”の目的は、誤ってカメラが外れないようにすることです。
ご使用について
カメラを適切に操作するには、雲台を正確に水平に調整することが重要です。
雲台は360°のパンと垂直方向のティルト(+90°/-70°)が可能で、パンバー”A”(図10)を使っ て
操作します。
- パン動作はノブ”V”によってロックすることができ、また、ドラッグ操作についても調整が 可能で
す。ギア”E”を回すことによってフリクションが増します。
- ティルト動作はノブ”Q”によってロックすることができ、また、ドラッグ操作についても調整 が可
能です。ギア”P”を回すことによってフリクションが増します。
注: レバー角度”V”は、ロック機能に影響を与えることなく、必要に応じて変更することができま す。
レバーを引き出し、必要な分だけ回して放すと新しい角度にセットされます。
アクセサリーの取付け
アクセサリーを装着する時は鋸歯状のリング“U”は取り外して下さい。3/8インチメスネジ穴は両サ
イドにあり。アンチローテーションアームの取付けの場合は”JM“に位置合わせして下さい。ARRI
スタイルを利用の場合はピンを”JA”に合わせて下さい。
注:アクセサリーを追加すると雲台のカウンターバランス設定の再調整が必要になることがあります。
極端なアンバランスは、三脚の安定性や雲台のパン·ティルトの動きを損なう恐れがあります。また
最悪の場合、製品の安全性を損なう恐れがあります。
使用上のアドバイス
製品の使用前、特に長期間使用しなかった後には、ガスピストンの潤滑シールを復元するこ とをお
すすめします。これを行うには、パンバー”A”を使って可動範囲いっぱいに3往復、雲
台をティルトします。
また、ご使用になる前に、中央のカウンターバランス機構周辺に、機器の正しい動作に影響 を与え
る可能性のある埃や砂などの異物がないか確認してください。
ガスピストンの性能は温度変化の影響を受けます。著しい温度変化に際しても正確にバラ ンスが保
てるよう、カウンターバランスノブを適切に調整することが必要です。
保管方法
本製品は、危険物輸送に関する、陸上輸送(ADR)、鉄道輸送(RID)、内陸水路による輸送(ADN) 、海
上船舶輸送(IMDG)、および航空輸送(ICAO/IATA)の規定の非対象です。
輸送する際は、撮影機材を三脚・雲台からはずすことをおすすめします。使用しないときは、 パ
ン・ティルトのロックを解除し、ドラッグ調整を緩め、プレートホルダーが水平になる位置 にし
て保管してください。
保管する際は-20°C~+60°Cの範囲内である必要があります。
長期間使用しない場合は、ライトからバッテリーを取り外してください(図4B)
メンテナンス
クリーニングは、薄めの洗浄剤と柔らかい布でのみ行ってください。
ロックスクリューやスライド部品から、埃や砂を時々取り除いてください。
クリーニングの際には、尖った器具や金属製の器具を使わないでください。
長期の不使用期 間の後にピストン付近できしみ音がする場合は、シリンダーシャフトを市販のPTFE
潤滑スプ レーで潤滑させてください。
注意
雲台を動かしているときは、ピストン付近に手を置いたり器具を挿入したりしないでく
ださい(図12)。 本製品は子どもの手の届かないところに保管してください。本製品には、
飲み込む恐 れのある取り外し可能なパーツがあります。
注意
• 本製品の性能や安全性の低下を避けるため、本製品およびその部品を改造・加工・分解 しない
でください。
• 製品仕様範囲外の使用はしないでください。
• 誤ってぶつけたり落下させたりなどして破損した製品を使うと、安全性が損なわれる恐れ があり
ます。破損した場合は、販売店またはマンフロット(manfrotto.comの「お問い合わ せ」)に 相
談ください。
• 湿った環境での使用後には、腐食を避けるためよく乾かしてください。特に海の近くの環 境で製
品をした場合はご注意ください。
• 本製品は、液体に浸して使用できるようには設計されていません。
• 長時間炎天下にさらしたり高温に達する車内に放置したりしないでください。
Содержание MVH612AH
Страница 1: ...INSTRUCTIONS MVH612AH 15 cm 5 9 2 27 kg 5 lbs 12 kg 26 4 lbs ...
Страница 2: ...2 2 1 2 3 2 X W F F W K 3A 3B 3C 8 mm max 8 mm 3 8 max 3 8 H Y F 8 mm max 3 8 D U A ...
Страница 3: ...3 3 5 6 4 3 4A 4B B C K S Z S G Z GG S Z L X X 1 2 3 4 5 6 7 CR1220 3V L ...
Страница 4: ...4 4 9 4 7A 7C 7B M R 7B Q L M 8 M L 7 1 3 P Q 2 4 6 5 N ...
Страница 6: ...6 6 U 9 10 12 11 6 2 1 1 2 M T P Q E A V JM JM J JA J ...
Страница 36: ...Copyright 2019 Vitec Imaging Solutions Spa Cod 1094918 10 19 Via Valsugana 100 36022 Cassola VI Italy ...