V-Series リギングコンセプト
2.7 フライングフレームの 吊り下げ
V フライングフレーム の吊り下げは、吊り下げ方法(1
点、または 2 点吊り)に応じて、1 つ、または 2 つの V ロ
ードアダプターを使用して 行います
ロードアダプターをフライングフレームのセンターバー
に取り付け、固定するには 2 本のロッキングピンを使用
します。
2.7.1 1 点吊り使用時
1 点吊り設定の際は、V ロードアダプター の位置によって
アレイ全体の垂直エイミング角度が決まります。
対応する取り付け穴位置は ArrayCalc で算出されます。
ArrayCalc
メモ: エイミング角度は、アレイを完全にセットアップ
し、適切に吊り下げた状態で正常となります。
取り付け
1. ArrayCalc で算出されたセンターバーの穴位置を確認
し、その位置にロードアダプターを取り付けます。
↳
ArrayCalc の算出が 0.5 単位だった場合(ハーフグリ
ッド)は、それに応じてロードアダプターを回転さ
せてください。
2. ロードアダプターのシャックルに 、ホイストコネクタ
ーチェーン、またはモーターフックを 取り付けてくだ
さい。
2.7.2 Z5147 ロータクランプのオプション
総システム 重量が 500 kg (1100 lb)までの V-Series アレイ
は、d&b Z5147 ロータクランプを使用することで、垂直、
または水平方向に 1 点吊りすることも出来ます。クラン
プは、直径が 50 mm (2”)以下のバーやトラスに対応しま
す。
対応する取り付け穴位置は ArrayCalc で算出されます。
取り付け
1. ArrayCalc で算出されたセンターバーの穴位置を確認
し、その位置にロードアダプターロータクランプを取
り付けます。
↳
ArrayCalc の算出が 0.5 単位だった場合(ハーフグリ
ッド)は、それに応じてロードアダプターを回転さ
せてください。
2. ロータクランプをロードアダプターに取り付けます。
メモ: ロータクランプに同梱されているマニュアルの
取り付け方法を熟読してから 作業を行ってください 。
ArrayCalc で表示される 1 点吊り時の穴位置
ArrayCalc で表示される 1 点吊り時の穴位置
d&b V-Series リギングマニュアル 1.11 ja
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