52
Reference Guide
V1.5.0
10.2 パラメーター調整
各FXユニットには異なるパラメーターセットを持ちますが、すべて同じように操作します。
•
ボタンをタッチして、モードまたは状態を切り替えます。
•
パラメーターのコントロールまたは値をタッチし、タッチスクリーンロータリーを使用して
調整します。
SMRユニットは特殊なケースです。 – 4種類のリバーブアルゴリズムが利用可能で、 「Expert」
ボタンを押すと、リバーブの効果を微調整するためのより詳細なパラメーターを設定できま
す。このモードでは「Page」ボタンを使用して、使用可能なすべてのパラメーターにアクセスで
きます。
10.3 FXバスとリターンの使用
SQには4つのFXセンドバスがあり、デフォルトおよび「FX Send」 を選択した状態で 「Mix」→
「Return」を使用した場合、最初の4つのFXエンジンスロットの入力にルーティングされます。
これらのバスは、Mixバスと同じ方法で使用できます:
•
1から4までの任意のFXキーを押して、各フェーダーストリップのフェーダーのそのFXバス
へのセンドレベルを表示および調整します。またはチャンネルを選択した状態で、「CH to
All Mix」キーを押したままにして、選択したチャンネルからのすべてのFXバスへのセンド
レベルを(他のすべてのセンドとともに)表示および調整します。
•
マスターFXセンドレベルはMasterチャンネルでコントロールされます (「Mix Master」
FXからの出力は、各FXエンジンスロットから対応するFXリターンチャンネルに返されます。
(「FX Unit 1」の出力は「Fx1Rtn」にルーティングされます)。
•
すべてのFXリターンチャンネルはステレオであり、PEQを装備しています。
•
FXリターンは、インプットチャンネルと同じ方法でアサインしてMixにセンドできます。
信号経路:
Input/Group/FXRet channel
➔
FX Send
➔
FX Unit
➔
FX Return
➔
Mix channel
これにより、各FXユニットに送信される各チャンネルの量と、各ミックスに送信される 「wet」 エ
フェクトサウンドの量を完全に制御できます。
FXリターンチャンネルをフェーダーストリップにアサインすることはできますが、FXエンジンのアウ
トプットをルーティングする必要があります(例:バックパネルで「Mix-> Return」に設定)。