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Reference Guide
V1.5.0
8.6 Matrices
SQは3つのステレオまたはモノのマトリックスバスを装備しています。これらは、Mixの任意の
組み合わせで、利用可能なすべての出力先にルーティングできます。
Mixを組み合わせたマトリックスは、次のようなアプリケーション使用できます:
•
レコーディング用 – 単一のミックスまたはミックスの組み合わせに、さらにプロセッシング
を追加し、レベル調整をして録音できます。
•
補助スピーカー用 – マトリックスを使用して、単一のミックス(多くの場合LR Mix)の複製
を送り、それにプロセッシングやディレイを追加したりできます。これは、「フィル」スピー
カーや、補助スピーカー用にディレイタイム設定する場合など便利です。
•
サブウーファー用 – メインLR Mix(Post-Fade)をマトリックスにルーティングし、これをサ
ブウーファーに供給することで、LRマスターセンドによって全体のレベルをコントロールし
つつ、サブウーファーにはプロセッシングを追加し、個別にレベル調整もできます。
Mixをマトリックスに送るには3つの方法があります。
1) Mix を選択すると、マトリックスは、send levels and assignments 画面に表示されま
す。
2) Matrix が選択されると、マトリックスのソースは、send levels and assignments 画面
に表示されます。
3) SQのサーフェスでMixチャンネルが選択されているときに、モメンタリーに「CH to All
Mix」キーを押すと、選択されたMixからのマトリックスセンドがフェーダー上に表示さ
れます。
levels to matrix
pre/post ボタン
assign to matrix
source level
左右へドラッグ
pan (mono mixes) または balance (stereo mixes)