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クロノグラフの針をゼロに合わせる
1. リューズを III の位置まで引き出します(3 つのクロノグラフの針すべてが正しいゼロの位
置にある場合も誤ったゼロの位置にある場合もあります)。
2. A と B を同時に少なくとも 2 秒間押し続けます(矯正モードが作動し、中央の秒計測針
が360 度回転します)。
3. A を押して中央の秒計測針を一段階進めます。A を押し続けると、中央の秒計測針が早く
進みます。B を押して、次の針へと進みます。
4. A を押して時カウンターの針を一段階進めます。A を押し続けると、時カウンターの針が早
く進みます。B を押して、次の針へと進みます。
5. A を押して、分カウンターの針を一段階進めます。A を押し続けると、分カウンターの針が早
く進みます。
6. リューズを I の位置へ戻します。
タキメーターの使用法
タキメーター(Tachymeter)機能を使用すると、一定距離の
時速を計測することができます。時計のトップリングや内部ベ
ゼルに刻印された目盛りを利用してkm/時、マイル/時等
の単位で速度を算出できます。
車の速度を測定する場合の使用例:秒針が12:00(60秒
の位置)を指していることを確認して、車が最初のkm(また
はマイル)測定ポイントを通過すると同時に測定を開始し
ます。車が1km(またはマイル)走るのに要した時間36秒
とすると、その車は時速100km(マイル)で走行したこと
が分かります。
自動巻機能
自動巻機能付きの時計は手首の動きに反応して機械が必要なパワーを得るため、手首のサイズに
合わせて時計のバンドを調整して下さい。バンドのサイズが緩いと、時計の自動巻機能が適正に作
動しない可能性があります。フル巻上げの状態で、約42時間動き続けます。42時間以上時計を装
着しなかった場合は、手動で巻き上げて必要なパワーリザーブを確保して下さい。
防水機能
Zodiac
時計にはすべて10気圧以上の防水機能がついています。
防水機能は、ほこりや湿気、水にさらされることで発生する故障のリスクから時計を保護します。
一覧表をご参照のうえ、各防水レベルに適した使い方をしてください。
水に濡れている状態で時計のリューズを引き出すことはお避けください。水分がケース内に浸入し、
故障の原因となります。
ねじ込式リューズがついている時計については、水に濡らす前にリューズがしっかりとねじ込み固
定されていることを確認してください。
クロノグラフ機能付きの時計については、水中でクロノグラフを操作しないでください。水分がケー
ス内に浸入し、故障の原因となります。
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