41
MW10
3.12 最大出力
3.1の状態でST L OUT、ST R OUT、AUX1 OUT、AUX2 OUT、C-R OUTに+20dBu歪率1%以下の出力が得られること
を確認します。
PHONES(L、R)に+7.5dBu歪1%以下の出力が得られることを確認します。
ST L OUT、ST R OUT測定時はPAN またはPAN/BAL、BAL controlをそれぞれL、Rに回しきって下さい。
C-R OUT、PHONE測定時はC-R/PHONE controlをMAXにして下さい。
3.13 入力換算雑音
3.1の状態で、CH INPUT MIC入力端子(2pin-Hotと3pin-Cold間)を150Ωで接続した時、ST L OUTで得られるノイズ
レベルは-51.5dBu以下であることを確認します。
ノイズレベルが-51.5dBu以上の場合は、入力換算でのノイズレベルを求めそれが-127.5dBu以下であれば問題ありませ
ん。
ST INPUT MIC入力端子(2pin-Hotと3pin-Cold間)を150Ωで接続した時、ST L OUT 得られるノイズレベルは-47.5dBu
以下であることを確認します。
ノイズレベルが-47.5dBu以上の場合は、入力換算でのノイズレベルを求めそれが-123.5dBu以下であれば問題ありませ
ん。
(測定CH以外のLEVEL VRはMINにして下さい。また、ノイズ測定時は、12.7kHz・-6dB/octaveローパスフィルター
を使用して下さい。)
3.14 残留雑音
3.1の状態で全てのINPUT部のCH VRをMINにします。
この時、MASTER部のVRを最大・最小にした時のノイズレベルは[Table 3.14-1]のレベル以下であることを確認しま
す。
* AUXを測定する時は、全てのCH AUX Level controlはCENTERにして下さい。
* C-R OUT及びPHONESを測定する時は、ST VRはMINにして下さい。
(ノイズ測定時は、12.7kHz・-6dB/octaveローパスフィルターを使用して下さい。)
3.15 PHANTOM
MIC入力コネクタのピン①-②間に負荷抵抗10kΩ(1W以上)を接続し、ピン②-③間を短絡します。
PHANTOM switchをONした時、LEDが点灯し負荷抵抗両端に+35±3Vの電圧が得られることを確認します。
3.16 工場セッティング
・EQ Gain control
:CENTER
・PAN,PAN/BAL,BAL control
:CENTER
・CH AUX control
:CENTER
・Other VR control
:MIN
・Lock-PUSH switch
:OFF
・ON/STANDBY switch
:STANDBY
VR
STEREO OUT
AUX OUT
C-R OUT
MAX
-81.0
-85.0 -79.0
MIN
-100.0
--
-88.0
Table 3.14-1 [dBu]