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ACU16-C
1.準備
1.条件
指定しないときは以下の条件とします。
・0dBu=0.775Vrms
・0dBFS = 0 デシベル・フルスケール
・オーディオ信号は NHB32-C(治具用)から入力します。
・アナログ出力の負荷は、10K Ωとします。
・オシロスコープ、レベル計、歪率計の入力インピーダンスは 100k Ω以上とします。
・歪率測定は 80KHz、-6dB / OCT の LPF で補正します。
・目視試験,検聴試験の時間は、10 秒以上とします。
注)ロータリ SW[UNIT ID]
(MAIN シート SW201:部品番号 V961460)をドライバーで回す際に、ドライバーの先端形
状が、この SW に適した形状のものを使用してください。SW が変形する恐れがあります。
1.2 周辺機器
・Windows PC(シリアル端子、USB 端子、USB MIDI ドライバ)
* USB MIDI ドライバの THR ON/OFF にチェック[v]を入れます。
・IN10 4/5 シート(PC9500N)
(AAX34720)を CPU シートとして使用します。
* DIP-SW(SW801)は、6 個全て上に上げておきます。
・NHB32-C(治具用)
* PATCH
01
には、以下のように設定します。
[AES / EBU 1]の CH1 〜 CH8 入力を、CobraNet の CH1 〜 CH8 に出力します
[AES / EBU 2]の CH1 〜 CH8 入力を、CobraNet の CH9 〜 CH16 に出力します
* PATCH
02
には、以下のように設定します。
[AES / EBU 1]の CH1 〜 CH8 入力を、CobraNet の CH17 〜 CH24 に出力します
[AES / EBU 2]の CH1 〜 CH8 入力を、CobraNet の CH25 〜 CH32 に出力します
*マスター CLOCK は、 AES / EBU 1 1/2
に設定します。
・DME32
* SLOT1、SLOT2 に
MY8-AE
を挿入します。
* SLOT1、SLOT2 の全 CH に,1KHz、-14dBFS を出力します。
*マスター CLOCK は、 Internal
に設定します。
1.3 起動方法
マスターデータとして発行される ACU16-C / NHB32-C 専用の通信ソフト Tera Term Pro for ACU / NHB を起動します。
通信フォーマットを以下のように設定します。
Baudrate:
38400bps
Data:
8bits
Parity:
none
Stop:
1bit
Flow control:none
ACU16-C 電源投入後、キーボードから
F1
キーを入力すると、テストプログラムが起動します。
起動時、PC の画面は、以下の例のような表示になります。
キーボードから、該当する検査項目の番号を入力し、 ENTER
キーを押します。
選択された検査項目に応じて、検査項目一覧の中から、必要な検査項目のみが実施されます。
テストプログラム
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FIRMWARE VERSION: V1.00
1. NHB32-C FINAL ASS'Y
2. NHB32-C MAIN SHEET
3. NHB32-C AES SHEET
4. NHB32-C PN SHEET
5. ACU16-C FINAL ASS'Y
6. ACU16-C MAIN SHEET
7. ACU16-C DAC SHEET
※
FST
と入力し、 ENTER
キーを押すと「FACTORY SET」
コマンドのみが実施できます。
(約 30 秒で終了します。
)