94
TASCAM MZ-123BT
マイクを接続する
ダイナミックマイク
フロントパネルのINPUT端子(
1
)およびリアパネルのマイク
入力端子(
b
)に接続します。
コンデンサーマイク
ファントム電源を必要とするコンデンサーマイクをご使用にな
る場合は、フロントパネルのINPUT端子(
1
)およびリアパネ
ルのマイク入力端子(
b
)に接続します。
フロントパネルのINPUT端子(
1
)に接続した場合は、INPUT
端子用PHANTOMスイッチ(
9
)を「+48V」に設定してくだ
さい。
リアパネルのマイク入力端子(
b
)に接続した場合は、マイク
入力端子用PHANTOMスイッチ(
v
)を「+48V」に設定して
ください。
V
注意
以下のつまみを下げた状態で、INPUT端子用PHANTOMスイッ
チ(
9
)およびマイク入力端子用PHANTOMスイッチ(
v
)の
オン/オフの切り換えを行ってください。
マイクによっては大きなノイズを発生し、モニター機器から突
然大きな音が出て、機器の破損や聴覚障害の原因になる可能性
があります。
.
o
INPUT.GAINつまみ(
2
)
.
o
マイク入力GAINつまみ(
c
)
.
o
マイク入力VOLUMEつまみ(
w
)
.
o
ライン出力VOLUMEつまみ(
p
)
.
o
PHONES.VOLUMEつまみ(
s
)
注意
.
i
コンデンサーマイクを接続する前に、本機および接続する機器
の電源を全てオフまたはスタンバイ状態にしてください。
.
i
PHANTOMスイッチの切り換えは、チャンネルごとに切り換え
が可能です。ファントム電源を必要としないマイクを接続して
いる場合は、入力切り換えスイッチを「+48V」に設定しない
でください。
.
i
PHANTOMスイッチを「+48V」にした状態で、マイクの抜き
差しをしないでください。大きなノイズを発生し、本機および
接続中の機器が故障する恐れがあります。
.
i
ファントム電源を必要とするコンデンサーマイクを使用する場
合のみ、PHANTOMスイッチを「+48V」にしてください。ファ
ントム電源を必要としないダイナミックマイクなどを接続して
いるときにPHANTOMスイッチを「+48V」にすると、本機お
よび接続中の機器が故障する恐れがあります。
.
i
リボンマイクの中には、ファントム電源を供給すると故障の原
因になるものがあります。疑わしい場合は、リボンマイクの仕
様を確認してください。
メモ
長期間INPUT端子(
1
)を使用しない場合は、付属のXLRカバー
をINPUT端子に取り付けてください。
電子機器/オーディオ機器などを接続する
電子機器やオーディオ機器などを接続する場合は、リアパネルの
ライン入力端子(
l
)、またはフロントパネルのAUX.IN端子(
y
)
に接続します。
AUX.IN端子に接続する場合は、AUX.IN.-.Bluetooth切り換えス
イッチ(
u
)を「AUX.IN」に設定します。
ヘッドホンを接続する
ヘッドホンは、PHONES端子(
d
、ステレオ標準ジャック)に接
続します。
アナログ出力端子(
h
)に送られる前の音をモニターすることがで
きます。
モニターしたい出力をモニター選択スイッチ(
5
)で選んでください。
V
注意
ヘッドホンを接続する前には、PHONES.VOLUMEつまみ(
s
)
で音量を最小にしてください。突然大きな音が出て、聴力障害
などの原因となることがあります。
外部ステレオアンプに接続する
ステレオアンプに接続する場合は、アナログ出力端子(
h
)に接続
します。
出 力 は 各 端 子 と も 独 立 し て お り、 そ れ ぞ れ 専 用 のラ イ ン 出 力
VOLUMEつまみ(
p
)を装備していますので、本機で個別に出力
レベルの設定を行うことができます。
Bluetooth機器と接続する
本機では、Bluetooth(A2DP)に対応したパソコンやポータブル
オーディオ機器など(Bluetooth機器)からの音声を入力すること
ができます。
Bluetoothからの音声を入力するには、AUX.IN.-.Bluetooth切り
換えスイッチ(
u
)を「Bluetooth」にしてください。
ペアリング
Bluetooth機器と通信を行うには、まず以下の手順でペアリングを
行います。
メモ
ペアリングを行うには、Bluetooth機器の操作も必要です。
操作方法は、お使いのBluetooth機器の取扱説明書をご覧くだ
さい。
1.
AUX.IN.-.Bluetooth切り換えスイッチ(
u
)を「Bluetooth」
にします。
2.
PAIRINGボタン(
a
)を、3秒以上押し続けます。
PAIRINGインジケーターが点滅します。
3.
Bluetooth機器から、本機(MZ-123BT)を選択します。
ペアリングに成功するとPAIRINGインジケーターが点滅から
点灯に変わり、その機器との接続が完了します。
メモ
.
i
古いBluetooth機器では、ペアリング時にパスキーを求められ
ることがあります。その際は、「0000」を入力してください。
.
i
2分以内に接続が確立しない場合は、ペアリング動作を終了し
ます。
.
i
本体の電源がオンの状態でAUX.IN.-.Bluetooth切り換えスイッ
チ(
u
)を「Bluetooth」にしたとき、または「Bluetooth」
にして本体の電源をオンにしたときに、自動的に前回接続
し たBluetooth機 器 に 接 続 を 試 み ま す。 こ の と き、 対 象 の
Bluetooth機器の電源が入っていなかったり、Bluetoothがオ
フになっていたりして、接続できない場合はペアリングを中止
します。