Gain
チャネルの公称動作レベルを設定するコントロールです。入力ゲインは幅広い
レンジ
(0 dB - 60 dB)
で調節でき、ソフトな声や音の大きいドラムの補正が行
えます。信号対ノイズ比を最大にするには、チャネルフェーダ
(13)
を
0
にセット
して、ゲインを適正レベルにセットします。セットするには、
PFL
スイッチ
(12)
を
押し、出力メーターで
0 dB
に調節します。クリップ
LED
が点灯し、点灯したまま
の場合は、ゲインを下げます。
Lo Cut
ローカットフィルタはオフから
300Hz
の範囲で調節できます。オンのとき、ミッ
クスサウンドが濁る低周波をカットすることによって鮮明度を高めます。このフ
ィルタは、ハンドリングやステージのノイズ、ブレスノイズ、およびサウンドシス
テムのパワーを奪う不要な低周波エネルギーを少なくします。このコントロー
ルを上げると、そのような周波数を必要に応じてシステムから除去し、出力を
回復することができます。
Hi EQ
トレブル周波数レベル
(±15 dB / 10 KHz)
を調節することでノイズを少なくし、
ブリリアンスを加えるシェルヴィングタイプのトーンコントロールです。
Mid EQ
バンドパス
(
ピーク
/
ノッチ
)
タイプのアクティブトーンコントロールです。
100 Hz - 5 kHz
レンジで中間周波数レスポンスを
±15 dB
調節します。中心周
波数はミッド周波数
(5)
コントロールで調節します。
Mid Freq
ミッド
EQ (4)
コントロールの中心周波数を決めるコントロールです。バンドパ
スフィルタの中心周波数は
100 Hz
から
5 kHz
の範囲に設定できます。
Low EQ
シェルヴィングタイプのトーンコントロールで、バス周波数レベル
(±15 dB /
70 Hz)
を調節することで、薄い信号に深みを加え、あるいは厚すぎる信号に鮮
明さを加えます。
注意
:
低域ブーストが多すぎる場合、消費電力が大きくなり、スピーカーが破損す
る可能性も大きくなります。
AUX 1-4
センド
チャネルのプリフェーダ、ポスト
EQ
信号を
4
つの補助バスそれぞれに送るコン
トロールです。これらのバスは通常、センドのモニタリングや、外部機器への個
別ミックスのフィードに用いられます。内部ジャンパがあり、これを切り替えるこ
とでプリ
EQ
へのセンドポイントを変更します。ユニティゲインは、中央のデテ
ント位置で、時計回りに回し切った状態で最大
6 dB
です。
AUX 5-6/EFX 1-2
センド
チャネルのポストフェーダ信号を
2
つの補助(エフェクト)バスそれぞれに送る
コントロールです。これらのバスは通常、エフェクトセンドまたは内部エフェクト
プロセッサのフィードに用いられます。ユニティゲインは、中央のデテント位置
で、時計回りに回し切った状態で最大
6 dB
です。
フロントパネル
1
2
3
4
7
5
6
8
モノ入力チャネル
2
3
4
6
5
1
8
7
9
10
11
12
13
Summary of Contents for FX 2 16
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