199
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ユーザーが負傷するおそれのある故障やその他の危険がある場合、納品時とは大きく異なる
雑音や臭いがある場合は、ただちに製品の使用を中止してください。
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有資格担当者にお問い合わせください。
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ユーザーの健康上の問題に至るおそれがある製品の破損は、Ottobockまでご連絡ください。
備考
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クッションをシート中央に置くと、車輪とフレームの全面に充分なスペースができます。
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車いすのレッグサポートを調整すると、圧が最適に分散されるため、装着者はクッションに
ゆったりと座ることができます。
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底部の面ファスナーからは定期的に埃や汚れを取り除いてください。そうすることで、
クッションは所定の位置で安定します。
毎日使用する前に、車いすに正しくクッションが設置されているか確認してください。
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「REAR」とラベル表示された面が背もたれ側です。
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平らな面が下、凹面が上です。
•
カバーの面ファスナーストラップは、車いすシート面に向けます。車いすにシート
クッションを取り付ける際に使用します。
7.2 カバーの着脱
カバーの取り外し
シートクッションのお手入れをするためにカバーを外すことができます。
1) カバーの周囲3辺のジッパーをすべて開けます。
2) シートクッション表面からカバーをめくり上げます(画像参照
6)。
3) カバーから、フォーム部分を注意しながら、取り外します(画像参照
5)。
備考: お手入れに関する情報199
ページ参照。
カバーの装着
1) カバーの周囲3辺のジッパーをすべて開けます。
2) カバーにシートクッションを挿入して、クッション後ろとサイドのジッパーを閉めます(画
像参照
5)。
3) シートクッションの上からカバーを被せます(画像参照
4) カバーのジッパーを閉めます。
5) カバーが適切に装着され、表面に大きなシワ等がないことを確認します(画像参照
10)。
7.3 お手入れ方法
注記
車いす用クッションの不適切なお手入れにより発生する危険性
装着者が誤ってシートクッションに損傷を与えるおそれがあります。
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フォームパーツを洗濯機で洗わないでください。
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シートクッションとそのパーツを回転式乾燥機で乾燥させないでください。
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湿らせた柔らかい布かスポンジでフォームパーツ表面をやさしく拭いてください。決して擦
らないでください。表面にブラシなどをかけないでください。
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変形を防ぐため、フォームパーツは完全に乾燥させてからカバーに収納してください。
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指定した以上の高温でカバーを洗浄しないでください。高温で洗浄すると、カバーが縮むお
それがあります。これによりシートクッションの除圧機能が損なわれたり、生地を傷めるお
それがあります。
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お手入れの際には絶対に漂白剤や柔軟剤を使用しないでください。
備考
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摩耗が進んだ場合には、スペアパーツを注文して、有資格担当者が交換してください。
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カバーを消毒するには、一般的な除菌効果のある洗剤を使用してください。