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Ottobock | 83
17LK1=L1-5, 17LK1=L2-5, 17LK1=L3-5
ユニラテラル膝継手、支柱の加工
ユニラテラルシステム継手、支柱は、装具の安定性を補助します。ユニラテラル膝継手用およびユ
ニラテラル足継手用に設計されており、可能な限りの長さで装具にラミネーション加工することがで
きます。
この装具は、適切に組立てることにより、構成部品の力学的性質を最大限に発揮させること
ができます。膝継手に開いている穴は、
アライメント調整および仮合せ時にユニラテラルシステム支
柱を一時的に固定するために使用します。ユニラテラルシステム支柱のネジ穴は継手の取付けに
使用しますが、必要に応じて追加の穴を開けてください。装具を納品する際は、オットーボック専用
接着剤(636W28)を使用し、支柱を連結部分の定位置に接着してください。加工中に使用したネジ
には継続的な固定機能が全くないため、取外してください。
ユニラテラルシステム支柱の調整・加工
ユニラテラルシステム支柱の長さを決定し、曲げ加工しやすい適切な長さに切ってください(図3)。
曲げ加工には、ハッカー
(711S1=9×7)を使用してください(図4)。支柱が破損する危険があるため、曲
げ加工の際は屈曲半径が15mm以下にならないよう注意してください。曲げ加工調整の際に表面に
生じる溝やギザギザなどを削って滑らかにしてください。装着者の成長を考慮し、ユニラテラルシス
テム膝継手と下肢の支柱を重ねて設置することを推奨します(図5)。
これにより、後に下腿の支柱を
引出すことにより、装具の長さを延長することが可能になります。
膝継手と足継手との接続
必要に応じ、ユニラテラルシステム支柱を使用し、ユニラテラル膝継手とユニラテラル足継手を接
続できます(図 6a, 6b)。
このために、ユニラテラル足継手の納品時の標準パッケージには、
サイズの
大きい下腿用支柱(サイズ1と2)が含まれています。ユニラテラル足継手の下腿支柱の長さをユニラ
テラル膝継手の長さに正確に合わせ、膝継手の下部に連結し接着してから納品してください。
膝継手用ラミネーションダミーの取外し
膝継手のラミネーションダミーを取外しやすくするためには、バインドヘッドネジ(30Y89)を抜き、膝
継手用ラミナーションダミーに切込みを入れてください(図7)。ユニラテラル膝継手と同時にユニラ
テラル足継手を加工する場合は、
「取扱説明書 647G201」をお読みください。
定期メンテナンス
構成部品の適切な機能性および消耗程度をチェックするために、装具は6カ月毎にメンテナンス点
検する必要があります。必要に応じてベアリングワッシャー(図1、項目4)とプラスチックブッシュ(図1、
項目3)を交換し、圧縮コイルスプリング(図1、項目10)の有効性を確認してください。継手(プラスチッ
クブッシュと継手用軸受け)または他の部品に潤滑剤を注入しないでください。継手が適切な機能
を発揮できるよう、継手の機構内にホコリやゴミが入らないように、必要に応じて継手カバーなどの
保護器具を使用してください。
17LK1のための保守部品
17LK1=3
17LK1=2
17LK1=1
ユニラテラル用
膝継手レバー
30Y88=3
30Y88=2
30Y88=1
心棒(伸展補助用)
4A101=5×10.6
4A101=6×12.7
4A101=6×13.7
心棒(膝継手レバー用) 4A101=4×15.1
4A101=4×17.1
4A101=4×18.1
心棒(膝継手レバー用) 4A101=3.2×15.1
4A101=3.2×17.1
4A101=3.2×18.1
ロックワッシャー
507S96=2.3
507S96=2.3
507S96=2.3
ロックワッシャー
507S96=3.2
507S96=4
507S96=4
継手用軸受け
17Y93=9×9.2×M6
17Y93=9×10.75×M6
17Y93=9×11.75×M6
継手用ネジ
501S32=M6×14×12
501S32=M6×14×12
501S32=M6×14×12
ウェッジロック
17Y156=3
17Y157=3
17Y158=3