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5.  時間定格について

印加電圧により、時間定格が異なります。

単相60V以下の場合は連続運転が可能です。

(連続定格)

単相100V/115Vの場合は連続運転可能時間が5分となっています。

(5分定格)

6.  拘束時の焼損保護について

このモーターは、モーターが何らかの原因で異常発熱し、焼損に至るのを防止するための機能を備えています。

保護方式は次の通りです。

■サーマルプロテクタ方式(銘板に「THERMALLY  PROTECTED」と記載されています)

規定の温度になると、内蔵サーマルプロテクタが働いてモーターは停止します。

自動復帰型のため、モーターの温度が下がると自動的に運転を再開します。

点検作業は必ず電源を切ってから行なってください。

サーマルプロテクタ動作温度

開(電源を遮断する)………120℃±5℃

閉(電源をつなげる)……… 77℃±15℃

4.  接続および運転

・モーターは「

結線図

」にしたがって接続してください。

・モーターリード線と電源接続部、コンデンサ端子接続部などのすべての接続部は絶縁処理をしてください。

コンデンサ端子接続部の絶縁処理用には、付属のコンデンサキャップをお使いください。

コンデンサキャップ取付順序

コンデンサキャップにリード線を通してください。

端子にリード線を接続してください。

コンデンサキャップを被せてください。

■結線図

回転方向はモーター出力軸側から見た場合です。時計方向をCW、反時計方向をCCWとしています。

注記

・モーター運転中は、モーターケースの温度が90℃を超えないことを確認してください。

90℃を超える温度でモーターを運転すると、巻線、ボールベアリングが著しく劣化し、寿命が短くなります。
モーターケースの温度は、モーター表面に温度計を固定して計測できます。また、サーモテープまたは熱電対を使用しても計測できます。

・モーターに交流電圧を印加して使用する場合は付属のコンデンサを使用し、モーターが起動した後もコンデンサは常時接続しておいてください。

CW

赤 
グレ− 

コンデンサ 

CW

CCW

SW

CCW

電源 

青 

モーター 

[回転方向の切り替え]

時計方向:

スイッチ(SW)をCW側に倒すと時計方向に回転します。

反時計方向:

スイッチ(SW)をCCW側に倒すと反時計方向に回転します。

2

1

3

コンデンサキャップ 

コンデンサ 

3

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