3. 2
コンデンサの取り付け
付属のコンデンサの容量がモーター銘板に記載されている容量と合っているかどうか確認してから
コンデンサの取り付けを行なってください。
コンデンサの取り付けには、M4のねじを使用してください。
(取付用のねじは付属しておりません。
)
注記
・コンデンサ取付用のねじの締付トルクは、取付足の破損防止のため、
1N・m(10kgcm)以下としてください。
・モーターから10cm以上離して取り付けてください。
モーターの熱によりコンデンサの寿命が短くなります。
φ
4.5
φ
4.3
2. 現品到着時の確認
2. 1
現品の確認
以下のものがすべて揃っているか確認してください。
もし、不足している場合や破損している場合は、最寄りの支店・営業所にご連絡ください。
・モーター…………………1台
・コンデンサキャップ……1個
・コンデンサ………………1個
・取扱説明書(本書)……1部
2. 2
品名の確認
この取扱説明書は次の製品を対象としています。
ご注文の製品かどうか確認してください。
モーターの品名、電圧、出力、コンデンサ容量は、銘板記載事項を見て確認してください。
3TK6GN-AUL
3TK6A-AUL
4TK10GN-AUL
4TK10A-AUL
5TK20GN-AUL
5TK20A-AUL
このモーターは下記の規格にしたがって設計・検査を行なっており、認定を取得しております。
・認定規格
UL2111、UL1004、CSA C22.2 №100、CSA C22.2 №77、EN60950-1
・認定条件
過電圧カテゴリー
、
汚染度2、クラス
機器 ( EN規格 )
モーターと機器の定格電圧が異なる場合、絶縁トランスを介してモーターには定格電圧を給電してください。
3. 取り付け
取付条件
モーター、コンデンサは以下の条件のところに取り付けてください。
この範囲外で使用すると製品が破損する恐れがあります。
・屋内(この製品は機器組込用に設計、製造されたものです)
・ほこりがかからないこと
・周囲温度 −10℃〜+40℃(凍結しないこと)
・水、油などがかからないこと
・周囲湿度 85%以下(結露しないこと)
・放熱しやすいこと
・爆発性ガス、引火性ガス、腐食性ガスがないこと
・連続的な振動、過度の衝撃が加わらないこと
・
直射日光が当たらないこと
・標高1,000m 以下
3. 1
モーターの取り付け
モーター出力軸の形状によって取り付けが異なります。
1)丸シャフトタイプ
取付板に穴をあけ、ねじ、ナット、ワッシャを使用し、モーターを取付板に
固定してください。
(取付用のねじ、ナット、ワッシャは付属していません。
)
この時、モーター取付面と取付板にすきまがないようにしてください。
取付ねじ
注記
取付穴にモーターを斜めに挿入したり、
無理に組み付けたりしないでください。
フランジインロー部に傷が付き、
モーターが破損する恐れがあります。
2)歯切シャフトタイプ
取付板に穴をあけ、別売のギヤヘッド付属のねじ4本を使用し、
モーターとギヤヘッドを 取付面に固定してください。
この時、モーターフランジ面とギヤヘッドインロー端面に
すきまがないように取り付けてください。
取り付けの詳細については、別売のギヤヘッドの取扱説明書を
参照してください。
注記
ギヤヘッドはモーターと同じ歯切りタイプのものを使用してください。
2
モーター
取付用ねじ
取付板
ナット
ワッシャ
モーター
ギヤヘッド
ギヤヘッド付属のねじ
取付板
ナット
平ワッシャ
モーターの品名の頭文字
3
4
5
ねじサイズ
M5
M5
M6
締付トルク
2.5N・m(25㎏㎝)
2.5N・m(25㎏㎝)
3.0N・m(30㎏㎝)
Τ
Σ