background image

■配線 

■操作メニュー

●外形寸法図

・外形寸法(単位mm)

正しい取扱いをしなければ、この危険のために、時に軽
傷・中程度の傷害をおったり、あるいは物的損害を受け
る恐れがあります。お使いになる前にこの取扱説明書を
お読みになり、十分にご理解ください。

注意

●フロント部の名称

形 

E5CC-U

デジタル調節計

製品の動作不良、誤動作または性能・機能への悪影響を防ぐため、以下のことを守ってください。不具合事象が稀に
起こることがあります。仕様外の取扱いはしないでください。
(1)屋内専用機器のため屋内のみで使用してください。ただし、下記の環境では使用、または保管はしないでください。

・加熱機器から輻射熱を直接受けるところ 

・水がかかるところ、被油のあるところ

・直射日光が当たるところ 

・温度変化の激しいところ

・氷結、結露の恐れのあるところ 

・振動、衝撃の影響が大きいところ

・塵あい、腐食性ガス(とくに硫化ガス、アンモニアガスなど)のあるところ

(2)周囲温度および湿度は仕様範囲内で使用および保存してください。必要により、強制冷却してください。
(3)放熱を妨げないよう、デジタル調節計の周辺をふさがないでください。デジタル調節計本体の通風孔はふさがな

いでください。

(4)端子の極性を確認し、正しく配線してください。
(5)配線用圧着端子は、指定サイズ(M3.5、幅7.2mm以下)のものをご使用ください。

裸線接続の配線材は、銅製でAWG24(断面積0.205mm

2

)-AWG14(断面積2.081mm

2

)のより線か、単線を使用して

ください。(電線被覆剥きしろ:5~6mm)

 

1端子への配線は同じサイズ、同じ種類の線で2本まで、圧着端子は2枚までの接続としてください。

(6)使用しない端子には何も接続しないでください。
(7)強い高周波を発生する機器やサージを発生する機器から、できるだけ離して設置してください。配線は、高電圧、

大電流の動力線とは分離して配線してください。また、動力線との平行配線や同一配線を避けてください。

(8)電源電圧および負荷は、仕様、定格の範囲内でご使用ください。
(9)電源電圧は2秒以内に定格電圧に達するようにスイッチ、リレーなどの接点を介して一気に印加してください。

徐々に電圧を印加しますと、電源リセットしなかったり出力の誤動作が発生することがあります。

(10)デジタル調節計に電源を投入してから、正しい温度を表示するまで30分かかります。(実際に制御を始めるこの

時間前に電源を投入してください)

(11)セルフチューニングを使用される場合は、デジタル調節計と負荷の電源を同時、あるいは負荷の電源を先に投入

してください。

(12)作業者がすぐ電源をOFFできるようスイッチまたはサーキットブレーカを設置し、適切に表示してください。
(13)本製品の汚れはやわらかい布で乾拭きしてください。なお、シンナー、ベンジン、アルコールなどの溶剤を含む薬

品等を使用しないでください。変形、変色の恐れがあります。

(14)電源を投入して、デジタル調節計の出力が確定するまで2秒かかります。この時間を考慮して(制御盤などの)設

計してください。

(15)初期設定レベルへ移行すると出力がOFFになりますので、これを考慮した制御をしてください。
(16)不揮発性メモリには書き込み回数に寿命があります。通信などでデータを頻繁に書き換える場合はRAMモードで

使用してください。

(17)廃棄時に分別するとき、工具を使用してください。
(18)USB-シリアル変換ケーブルをデジタル調節計に接続した状態で、デジタル調節計本体の電源を投入または切断

しないでください。デジタル調節計の誤動作の原因となります。

(19)最大端子温度は65℃ですのでご注意ください。 配線は耐熱仕様65℃以上の電線を使用してください。

安全上の要点

●警告表示の意味

取扱説明書

このたびは、オムロン製品をお買い上げいただきまして、まことにあり
がとうございます。この取扱説明書では、この製品を使用する上で、
必要な機能、性能、使用方法などの情報を記載しています。
この製品をご使用に際して下記のことを守ってください。
・この製品は電気の知識を有する専門家が扱ってください。
・この取扱説明書をよくお読みになり、十分にご理解のうえ、正しくご

使用ください。

・この取扱説明書はいつでも参照できるよう大切に保管ください。

©

All Rights Reserved

梱包内容
・本体
・取扱説明書
・アダプタ(形Y92F-49)

ご承諾事項

当社商品は、一般工業製品向けの汎用品として設計製造されています。従いまして、次に掲げる用途での使用を意

図しておらず、お客様が当社商品をこれらの用途に使用される際には、当社は当社商品に対して一切保証をいたし

ません。ただし、次に掲げる用途であっても当社の意図した商品用途の場合や特別の合意がある場合は除きます。

a) 高い安全性が必要とされる用途(例:原子力制御設備、燃焼設備、航空・宇宙設備、鉄道設備、昇降設備、娯楽設

備、医用機器、安全装置、その他生命・身体に危険が及びうる用途)

b) 高い信頼性が必要な用途(例:ガス・水道・電気等の供給システム、24時間連続運転システム、決済システムほか

権利・財産を取扱う用途など)

c) 厳しい条件または環境での用途(例:屋外に設置する設備、化学的汚染を被る設備、電磁的妨害を被る設備、振

動・衝撃を受ける設備など)

d) カタログ等に記載のない条件や環境での用途

* (a)から(d)に記載されている他、本カタログ等記載の商品は自動車(二輪車含む。以下同じ)向けではありません。自動車に搭載する用途には

利用しないで下さい。自動車搭載用商品については当社営業担当者にご相談ください。

* 上記は適合用途の条件の一部です。当社のベスト、総合カタログ、データシート等最新版のカタログ、マニュアルに記載の保証・免責事項の内

容をよく読んでご使用ください。

●仕様

電源電圧 

AC100-240V 50/60Hz

 

またはAC24V 50/60Hz/DC24V

許容電圧変動範囲  定格電圧の85~110%
消費電力 

5.2VA以下(AC100-240V)

 

3.1VA以下(AC24V)

 

1.6W以下(DC24V) 

指示精度 

熱電対:(指示値の±1.0%または±2℃の大きい方)

(周囲温度:23℃)  ±1ディジット以下
 

白金測温抵抗体:(指示値の±0.2%または±0.8℃

 

の大きい方)±1ディジット以下

 

アナログ入力±0.2%FS±1ディジット以下

制御出力1 

リレー出力 AC250V 3A (抵抗負荷)

 

リレーの電気的寿命 10万回 

 

電圧出力(SSR駆動用) DC12V±20%、21mA

 

リニア電流出力 DC4-20mA/DC0-20mA、

 

負荷500Ω以下

制御方式 

2自由度PIDまたはON/OFF

補助出力 

リレー出力 AC250V 3A (抵抗負荷)

 

リレーの電気的寿命 10万回

使用周囲温度 

-10~55℃(ただし、氷結、結露しないこと)

使用周囲湿度 

25~85%RH

保存温度 

-25~65℃(ただし、氷結、結露しないこと)

高度 

2,000m以下

推奨ヒューズ 

T2A、AC250V タイムラグ低遮断容量

質量 

約100g(本体のみ)

保護構造 

前面:IP50

 

リアケ-ス:IP20

 

端子部:IP00

設置環境 

設置カテゴリⅡ、汚染度2(IEC61010-1による)

メモリ保護 

不揮発性メモリ(書込み回数:100万回)

一時過電圧            長時間過電圧  250V + (電源電圧)
                             短時間過電圧  1200V + (電源電圧)

詳細な使用方法は別冊「形E5□C ユーザーズマニュアル」
(Man. No.:SGTD-740)を参照してください。

*3:入力種別と警報種別の項目は、左の表を参照してください。
*4:警報機能がある機種だけ機能します。
*5:初期設定レベルへ移行すると運転が停止します。(制御・ 警報共に停止)
*6:グレー表示になっているモニタ/設定の項目は機種や設定内容により表

示されない場合があります。

*7:第2表示には、商品コードの数字部4桁が表示されます。設定変更ができ

ませんが、お客様に何か設定していただく必要はございません。

*8:「

i n s

」PV入力補正値の設定値分だけ、センサ入力範囲のすべての

点 に お い て 入 力 温 度 を 補 正 し ま す 。 補 正 前 の 現 在 値 が 2 0 0 ℃ の と
き、補正値を1.2℃とすると補正後は201.2℃、補正値を-1.2℃とする
と補正後は198.8℃として扱います。

注意

JPN

●警告表示

*

製品上面部に設定ツールを使用する際、パソコンとデジタル調節計を接続するために使用する設定ツール用ポートを標準搭載しています。
接続には専用のUSB-シリアル変換ケーブル(形E58-CIFQ2)が必要です。(常時接続状態での使用はできません。)
詳細な接続方法は、USB-シリアル変換ケーブルに付属の取扱説明書を参照ください。

入力が制御可能範囲内で表示可能範囲(-1999~9999)を超えた場合、-1999より小さい値は

[[[[

、9999より大きい値は 

]]]]

 

と表示します。

この表示のときは制御出力および警報出力ともに正常に動作します。
制御可能範囲についての詳細は「形E5□C  ユーザーズマニュアル」(

Man.  No.

:SGTD-740)を参照してく

ださい。
*2:表示が「現在値/目標値」のときだけエラー表示します。他の状態ではエラー表示しません。

●異常時の表示について(トラブルシューティング)

異常が発生すると、第1表示にエラー内容を表示します。エラー表示によってエラー
の内容を確認し、その内容についての処置をしてください。

OFF

異常高温と

して処理

●警報種別

*2

*2

メモリ異常

入力異常

s.err

(S.Err)

e111

(E111)

A/Dコンバータ

異常

異常時の出力状態

制御出力 警報出力

OFF

OFF

OFF

OFF

e333

(E333)

第1表示

異常内容

処置

入力種別の設定を確認、あるいは入力の誤配線、測
温体の断線・短絡を確認してください。

入力異常を確認後、電源を入れ直してください。
表示内容が変わらない場合は修理が必要です。
正常になった場合はノイズの影響が考えられるので、ノ
イズが発生していないか確認してください。

電源を入れ直してください。
表示内容が変わらない場合は修理が必要です。
正常になった場合はノイズの影響が考えられるので、
ノイズが発生していないか確認してください。

安全上のご注意

・初期値は「5」です。
・測温抵抗体以外の設定値で、誤って測温抵抗体を接続したときは

s.err

を表示

  します。

s.err

を解除するには配線を見直し、電源を入れ直してください。

*1

*1

*1

警報種別

L,Hの値による

L,Hの値による

L,Hの値による

警報機能なし

出力OFF

上下限待機シーケンス付

絶対値上限

絶対値下限

絶対値上限待機シーケンス付

絶対値下限待機シーケンス付

LBA(警報1種別のみ)

下限待機シーケンス付

上限待機シーケンス付

上下限範囲

上限

上下限

下限

警報出力機能

警報値(X)が正

警報値(X)が負

設定値

PV変化率警報

X

ON
OFF

SP

X

ON
OFF

SP

ON
OFF

SP

X

X

ON
OFF

SP

L

H

ON
OFF

SP

X

ON
OFF

SP

X

ON
OFF

SP

X

ON
OFF

0

ON
OFF

X

0

X

ON
OFF

0

X

ON
OFF

0

ON
OFF

X

0

X

ON
OFF

0

X

ON
OFF

0

X

ON
OFF

0

X

ON
OFF

0

X

ON
OFF

0

ON
OFF

X

0

ON
OFF

X

0

ON
OFF

X

0

ON
OFF

X

0

L

H

ON
OFF

SP

L

H

ON
OFF

SP

SP

ON
OFF

X

ON
OFF

X

0

1

0

2

3

4

5

6

7

8

9

SP絶対値上限

SP絶対値下限

14

15

MV絶対値上限

MV絶対値下限

16

17

10

11

12

13

*1:設定値1、4、5は警報の上・下限値が個別に設定でき、L,Hで表してい

ます。

  ・初期値は「2」です。

SP

X

ON
OFF

ON
OFF

X

0

O

キー

3秒以上

(表示が点滅し制御
 が停止します。)

●初期設定レベル

運転が停止します。  (制御・警報共に停止)

*5

O

キー

1秒以上

初期設定レベルでは、入力種別、警報種別、制御方式などのお客様の
ご使用条件を設定します。

25

0

電源投入する前に配線を確認してください。

●運転レベル

運転中は通常、運転レベルでご使用ください。

ランプ目標値モニタ

sp-m

0

オート/マニュアル切替
PID制御のみ

a-m

警報下限値1

*4

al1l

0

警報値2

*4

al-2

0

警報上限値2

*4

al2h

0

警報下限値2

*4

al2l

0

25

0

現在値/目標値
接続したセンサと入力
種別が異なる場合、

s.err

M

M

M

M

操作量モニタ
(加熱) 

o

0.0

操作量モニタ
(冷却) 

c-o

0.0

M

M

M

マルチSP
目標値の選択

m-sp

0

M

M

制御開始の時 

run

制御停止の時 

stop

ラン/ストップ

r-s

run

警報値1

*4

al-1

0

M

M

警報上限値1

*4

al1h

0

M

M

■その他の機能

「高機能設定レベル」および「マニュアル制御レベル」やその他、
詳細は「形E5□C ユーザーズマニュアル」(Man. No.:SGTD-740)
を参照してください。

キー操作による設定変更やレベルの移行を制限します。

運転/調整プロテクト
運転・調整・マニュアル制御
レベルのメニュー表示、書込
み等を制限

oapt

0

プロテクトレベル移行
パスワード設定時のみ表示
プロテクトレベルへの移行を
制限

変更パラメータ
表示

chgp

off

パラメータマスク
有効
パラメータマスク
設定時のみ

pmsk

on

初期/通信プロテクト
初期設定・通信設定・高機能
設定レベルへの移行を制限

icpt

1

設定変更プロテクト
キー操作による設定変更を
制限

wtpt

off

pfpt

off

PFキープロテクト
PFキー操作を制限

●プロテクトレベル

 

O

+

M

キー

3秒以上

 

O

+

M

キー

1秒以上

プロテクトレベル
移行パスワード

prlp

0

M

M

M

M

M

M

M

M

O

キー

1秒未満

入力種別

*3

スケーリング上限値
(アナログ入力設定時のみ)

スケーリング下限値
(アナログ入力設定時のみ)

小数点位置
(アナログ入力設定時のみ)

温度単位

目標値リミット上限値

目標値リミット下限値

PID

・ON/OFF

ON/OFF制御の時 

onof

2自由度PID制御の時 

pid

標準/加熱冷却
標準制御の時 

 

stnd

加熱冷却制御の時   

h-c

警報1種別

制御周期(冷却)
(単位:秒)
※電圧出力(SSR駆動用)は2

℃の時  

c

Fの時  

f

ST(セルフチューニング)
ST ONの時     

on

ST OFFの時     

off

正/逆動作
逆動作(加熱制御)の時 

or-r

正動作(冷却制御)の時 

or-d

*3
*4

in-t

5

in-h

100

in-l

0

dp

0

d-u

c

sl-h

1300

sl-l

-200

cntl

onof

s-hc

stnd

st

on

c-cp

20

orev

or-r

alt1

2

高機能設定
レベル移行

amov

0

警報1ヒステリシス

alh1

0.2

警報2ヒステリシス

alh2

0.2

警報2種別

*3
*4

alt2

2

制御出力1
信号種別

o1st

4-20

M

M

M

M

M

M

M

M

M

M

M

M

M

M

M

M

M

M

開平演算有効
(アナログ入力
設定時のみ)

sqr

off

M

プログラムスタート

prst

rset

ソーク残り時間モニタ

sktr

0

M

M

*7

●調整レベル

調整レベルは、制御を行うための設
定値や補正値を入力するレベルです。

調整レベル表示
調整レベル移行時に
1回のみ表示

at

off

操作量リミット上限値

ol-h

100.0

SPランプ設定値

sprt

off

SPランプ設定値
(下降値)

sprl

same

PV入力補正値

*8

ins

0.0

PV入力傾き
補正係数

inrt

1.000

操作量リミット下限値

ol-l

0.0

操作量変化率リミット

orl

0.0

開平演算ローカット点

sqrp

0.0

目標値0

sp-0

0

目標値1

sp-1

0

目標値4

sp-4

0

目標値5

sp-5

0

目標値6

sp-6

0

目標値7

sp-7

0

目標値2

sp-2

0

比例帯

p

8.0

M

調節感度(冷却)

chys

1.0

調節感度(加熱)

hys

1.0

M

M

ソーク時間

soak

1

ウェイト幅

wt-b

off

M

M

ストップ時操作量

mv-s

0.0

異常時操作量

mv-e

0.0

M

M

M

M

M

M

M

M

M

M

M

M

M

M

積分時間
(単位:秒)

i

233

微分時間
(単位:秒)

d

40

積分時間(冷却)
(単位:秒)

c-i

233

微分時間(冷却)
(単位:秒)

c-d

40

比例帯(冷却)

c-p

8.0

M

M

M

M

デッドバンド

c-db

0.0

M

マニュアルリセット値

P

、PD制御時

オフセットをクリア

of-r

50.0

M

M

M

M

M

目標値3

sp-3

0

M

M

M

AT実行/中止

100%AT実行の時

at-2

40%AT実行の時 

at-1

単位(mm)

l.adj

pmov

0

制御周期(加熱)
(単位:秒)
※電圧出力(SSR駆動用)は2

cp

20

M

簡易伝送出力1上限値 

o1th

100.0

M

簡易伝送出力1下限値 

o1tl

0.0

M

感電により軽度の傷害が稀に起こる恐れがあります。
通電中は端子に触らないでください。
軽度の感電、発火、機器の故障が稀に起こる恐れがあります。製品の内部や設定ツール用ポート内部、
設定ツール用ケーブルのコネクタ部のピン間に金属、導線、取り付け加工中の切粉、または水分などが
入らないようにしてください。
爆発により稀に軽度の傷害の恐れがあります。
引火性、爆発性ガスのある所では使用しないでください。
軽度の感電、発火、機器の故障が稀に起こる恐れがあります。
分解、改造、修理したり、内部に触らないでください。
注意 火災や感電の危険
a) 当機は、オープンタイプのプロセスコントローラとしてUL Listingの認証を受けていますので、必ず外へ

火の出ない構造の盤内でご使用ください。

b) 2つ以上の遮断スイッチをご使用の場合、修理点検前に、全てのスイッチをOFFし製品を無通電状態にしてください。
c) 信号入力はSELV、制限回路です。
d) 注意:火災や感電の危機を低減する為、異なるClass2回路の出力を内部で接続しないでください。
寿命を超えた状態で使用すると接点溶着や焼損が稀に起こる恐れがあります。
必ず実使用条件を考慮し、定格負荷、電気的寿命回数内でご使用ください。
出力リレーの寿命は、開閉容量、開閉条件により大きく異なります。
ネジがゆるむと発火が稀に起こる恐れがあります。端子ネジは規定トルク0.5N・mで締めてください。
設定内容と制御対象の内容が異なる場合には、意図しない動作により稀に、装置の破損や事故の原因
となります。デジタル調節計の各種設定値は、制御対象に合わせて正しく設定してください。
デジタル調節計の故障により制御不能や警報出力が出なくなると本機へ接続されている設備、機器等へ
の物的損害が稀に起こる恐れがあります。本機の故障時にも安全なように、別系統で監視機器を取り付
けるなどの安全対策を行ってください。

●取り付け

60以上

45

45

 +0.6

 0

+0.6  0

+0.6  0

(48×台数-2.5)

+1.0
 0

45

個別取り付けのとき(単位mm)

密着取り付けのとき(単位mm)

・取り付けは、本体をパネル(厚さ1~5mm)角穴へ入れ、付属のアダプタをリアケースの上面およ

び下面の固定溝にはめ込んでください。

・アダプタの固定ねじ(2箇所)を、交互に少しずつバランスをとりながら、トルク0.29~0.39N・mで締

め付けてください。

・複数個を取り付けて使用される場合、本機の周囲温度が仕様を超えないようにご注意ください。

別売品
・USB-シリアル変換ケーブル
 (形E58-CIFQ2)

電流入力

電圧入力

    4~20mA
    0~20mA
    1~5V
    0~5V
    0~10V
    0~50mV   

   ℃

-200~850

-199.9~500.0
       0.0~100.0
-199.9~500.0
       0.0~100.0

  -200~1300

  -20.0~500.0

-100~850

  -20.0~400.0

-200~400

-199.9~400.0

-200~600
-100~850
-200~400

-199.9~400.0

  -200~1300
        0~1700
        0~1700
     100~1800
        0~2300
        0~1300

     0~90

       0~120
       0~165
       0~260

設定範囲

センサ種類

測温抵抗体

センサ仕様

Pt100

JPt100

熱電対

非接触

温度センサ

形ES1B

K

J

T

E

L

U

N
R

S
B

PLⅡ

温度入力

設定値

  10~70℃
  60~120℃
115~165℃
140~260℃

スケーリングにより-1999~9999、
-199.9~999.9、-19.99~99.99、
-1.999~9.999の範囲で使用。

0
1
2
3
4
5
6
7
8
9

10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30

   

°

F

  -300~1500

-199.9~900.0
      0.0~210.0
-199.9~900.0

      0.0~210.0

  -300~2300

      0.0~900.0

  -100~1500

      0.0~750.0

-300~700

-199.9~700.0

  ー300~1100
  -100~1500

-300~700

-199.9~700.0

  -300~2300
        0~3000
        0~3000
     300~3200
        0~3200
        0~2300

      0~190
      0~240
      0~320
      0~500

●入力種別

この商品は「class A」

(工業環境商品)

です。住宅環境でご利用されると、電波

妨害の原因となる可能性があります。その場合には電波妨害に対する適切な
対策が必要となります。

EN/IEC 規格対応について

・STOP:

運転中に「ラン/ストップ」を停止「

stop

」にした

とき点灯します。
制御停止中でも制御出力以外は動作します。

・   :

「設定変更プロテクト」がON(プロテクト状態
でアップキー、ダウンキーが無効)のときに
点灯します。

・MANU:

マニュアルモード時に点灯します。

・℃/゜F:温度単位表示

表示されているデータが、温度の場合に点灯しま
す。選択されている「温度単位」の設定値により、

C

または

F

を表示します。

・レベルキー

このキーを押すと、各レベル間を移行します。

・モードキー

このキーを押すと、表示項目が変更されます。
1秒以上押すと、逆方向へ遷移します。

O

キーと

M

キーを同時に3秒以

上押すと、プロテクトレベルに切り替わります。

・シフトキー(PFキー)

工場出荷時は「PF設定」が「桁シフト」設定となっ
ています。ファンクションキーであり、キーを押す
と「PF設定」で設定した機能が動作します。

・第1表示

現在値またはモニタ/設定の項目が表示さ
れます。

・第2表示

目標値またはモニタ/設定の値が表示され
ます。

・ダウンキー/アップキー

U

キーを押すごとに、第2表示の値がアッ

プします。または設定内容が進みます。

D

キーを押すごとに、第2表示の値がダウ

ンします。または設定内容が戻ります。

動作表示灯

・SUB1:補助出力1表示
・SUB2:補助出力2表示
・OUT1:制御出力1表示

リニア電流出力の場合は、0%出力以外
で点灯します。

・TUNE:

ST(セルフチューニング)時に点滅します。
AT(オートチューニング)時に点灯します。

44.8

48

アダプタ(形Y92F-49)

4

58.6

76.8

14.2

44.8

58

48

グレー表示の端子へは接続しないでください。

A

B

B

+

-

AC250V  3A(抵抗負荷)

制御出力1

• 

• 

補助出力1

リレー出力

-

+

V

-

mA

+

●接続

(機種によって端子の用途は異なります。)   

ご購入時、入力種別は「5」熱電対(K)に設定されてい
ます。センサが異なる場合は、入力異常(

s.err

)が発

生することがあります。入力種別を確認してください。

センサ(温度/アナログ)入力 

補助出力2

(制御出力(冷却側)) 

入力電源 

制御出力1:

リニア電流出力 

DC0-20mA 

リレー出力 

1

c

AC250V 3A 

 (抵抗負荷) 

電圧出力(

SS

R駆動用) 

DC12V 21mA 

負荷500Ω以下 

DC4-20mA 

 (3端子使用) 

制御出力 1 

※EMC規格適合上、センサの長さは、30m以内で使用してください。

30mを超えて使用される場合はEMC規格適合外となりますのでご注意ください。

E5CC-U + P2CF-11

(93.8)

●表面取付 

AC100~240V
AC/DC 24V(極性なし)

RW

CX

リレー出力
1点タイプ

QX

+

-

電圧出力(SSR駆動用)
1点タイプ

リニア電流
出力1点タイプ

出力1

Q

出力1

C

出力1

R

プログラムパターン

ptrn

off

M

形式 E5CC-□□□□UM-000

制御出力1

+

-

補助出力1,2

●製品に関するお問い合わせ先

お客様相談室

インダストリアルオートメーションビジネスカンパニー 

その他のお問い合わせ

 

納期・価格・サンプル・仕様書は貴社のお取引先、または貴社担当オムロン販売員にご相談ください。

オムロン制御機器販売店やオムロン販売拠点は、Webページでご案内しています。

●FAXやWebページでもお問い合わせいただけます。

 

FAX 055-982-5051 / www.fa.omron.co.jp

クイック

0120-919-066

携帯電話・PHS・

IP電話などではご利用いただけませんので、下記の電話番号へおかけ 

ださい。

電話

 

055-982-5015

(通話料がかか り   ま す)

■営業時間:8:00~21:00
■営業日:365日

オムロン

この製品は、ソケット 形P2CF-11(E) および 形P3GA-11 とセットで、UL Listing の認
証を受けていますので、必ず、上記いずれかのソケットとセットでご使用ください。

入力電源-リレー出力-その他の端子相互間は強化絶縁されているこ
とを示します。

安全規格対応について

取扱説明書記載の推奨ヒューズを必ず外部に取り付けて使用してください。

製造者が指定しない方法で機器を使用すると、機器が備える保護を損なう場合があ
ります。

アナログ入力に関して

 

電圧または電流を入力する場合、入力種別に合わせて入力タイプを設定してください。

・ 計測カテゴリⅡ、

Ⅲ、

Ⅳに該当する回路の測定には使用しないでください。

・ 30Vrmsまたは60VD

C

を超える電圧が印加された対象の測定には使用しないでください。

安全規格対応について

5377447-9A(Side-B)

異なる電位を補助出力1、2に接続する場合、COM端
子の単一故障状態をご確認の上、ご使用ください。

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