A) ファームウェア変更に伴う変更点
(1) Server Availability メニュー
システムユーティリティから、「System Configuration > BIOS/Platform Configuration (RBSU) > System Options
> Server Availability」を選択すると、「Server Availability」メニューが表示されます。
追加のオプションについて、次の表を参照してください。
項目
パラメーター
説明
IPMI Watchdog Timer
(注1)
[Disabled]
Enabled
IPMI に準拠した起動時の(POST)ウォッチドッグタイマー(WDT)を
有効にできます。このタイマーは、ユーザーがシステムに対し
て IPMI コマンドを発行すると無効になり、自動的には無効にな
りません。
IPMIウォッチドッグタイマー(WDT)は、POST中に<F9>キー、または
<F10>キーを押すと停止できます。
POST中の<F9>キー、または<F10>キーを押した以外の場合、WDTは選
択されたIPMIウォッチドッグタイマーのタイムアウト期間の後に
タイムアウトし、システムは選択されたIPMIウォッチドッグタイ
マー動作を続行します。
IPMI Watchdog Timer
Timeout
(注1)
10 Minutes
15 Minutes
20 Minutes
[30 Minutes]
サーバーのロックアップが発生した場合にサーバーに対して必
要なタイムアウト動作を実行するまでの待機時間を設定できま
す。
IPMI Watchdog Timer
Action
(注1)
[Power Cycle]
Power Down
Warm Boot
サーバーのロックアップによってウォッチドッグタイマーが時
間切れになったときのタイムアウト動作を設定できます。
[ ]: 出荷時の設定
注
1:
システム
ROM Version 2.32
以降にて利用できるオプションです
。
(2) Server Security メニュー
システムユーティリティから、
「System Configuration > BIOS/Platform Configuration (RBSU) > Server Security」
を選択すると、「Server Security」メニューが表示されます。
追加のオプションについて、次の表を参照してください。
項目
パラメーター
説明
UEFI Variable Access
Firmware Control
(注1)
[Disabled]
Enabled
オペレーティングシステムなど他のソフトウェアによる特定の
UEFI変数の書き込みを、システムBIOSで完全に制御できるように
設定します。「Disabled」が選択されている場合は、すべてのUEFI
変数が書き込み可能です。「Enabled」が選択されている場合、シ
ステムBIOS以外のソフトウェアによって重要なUEFI変数に加えら
れる変更はすべてブロックされます。 例えば、オペレーティング
システムが新しいブートオプションをブート順序の最上位に追
加しようとすると、実際にはブート順序の最下位に配置されま
す。注記: UEFI変数アクセスのファームウェアコントロールが有
効になっている場合、オペレーティングシステムの機能の一部が
期待どおりに動作しないことがあります。新しいオペレーティン
グシステムのインストール中にエラーが発生する場合がありま
す。
[ ]: 出荷時の設定
注 1:システム ROM Version 2.32 以降にて利用できるオプションです。