はじめてお使いになる前にはバッテリーパックをフル充
電してください。
バッテリーパックを最大寿命で使用できるように、 本
体のパワーが著しく低下したら直ちに放電を中止してく
ださい。
注意事項
本体の作動を続けると、 セルの損傷を防ぐために放電
が自動的に終了します。
バッテリーパックは Li‑Ion バッテリーパック用に許可さ
れたヒルティ充電器で充電してください。
注意事項
- NiCd または NiMH の場合のようなバッテリーパック
のコンディショニングは必要ありません。
- 充電を中断しても、 バッテリーパックの寿命に影響は
ありません。
- バッテリーの寿命に影響を及ぼすことなく、 いつ
でも充電を開始することができます。 NiCd または
NiMH の場合のようなメモリー効果はありません。
- バッテリーパックはフル充電した状態でできるだけ
涼しくて乾燥した場所に保管するのが最適です。
周囲温度が高い場所(窓際)にバッテリーパックを保
管すると、 バッテリーパックの寿命に影響が出て、
セルの自己放電率が上昇します。
- バッテリーパックが完全に充電できなくなった場合
は、 劣化や過負荷で容量が低下しています。 この
バッテリーパックで作業を続けることはまだ可能です
が、 適当な時期にバッテリーパックを新品と交換して
ください。
8.5 保守
警告事項
本体の電気系統部分の修理は訓練された修理スペシャリ
ストのみができます。
本体の全ての表面パーツに損傷がないか、 また全ての装
置が支障なく作動するか確認してください。 パーツが損
傷していたり、 装置が正しく作動しない場合は、 本体
を使用しないでください。 修理が必要な際は、 弊社営
業担当またはヒルティ代理店 ・ 販売店にご連絡くださ
い。
8.6 手入れと保守を行った後の点検
手入れ、 保守の作業を済ませた後は、 全ての安全機構
が装着され、 正常に作動していることを確認しなければ
なりません。
9 故障かな? と思った時
症状
考えられる原因
処置
本体が始動しない。
バッテリーパックが正しくロックさ
れていないか、 あるいはバッテリー
パックの放電。
バッテリーパックをカチッカチッと
ロック音がするまで挿入するか、ある
いはバッテリーパックを充電する。
電気的故障。
本体からバッテリーパックを取り外
し、 ヒルティサービスセンターに連
絡する。
バッテリーパックの温度が高すぎる、
または低すぎる。
バッテリーパックを推奨運転温度まで
冷やす/暖める。
本体が作動せず、 LED 1 が点
滅する。
バッテリーパックの放電。
バッテリーパックを交換し、空のバッ
テリーパックを充電する。
バッテリーパックの温度が高すぎる、
または低すぎる。
バッテリーパックを推奨運転温度まで
冷やす/暖める。
本体が作動せず、 4 個すべての
LED が点滅。
本体に短期的に過負荷がかかってい
る。
コントロールスイッチを放して、 押
し直す。
過熱保護が作動した。
本体を冷やす。
通気溝を清掃する。
打撃がない。
本体温度が低すぎる。
本体を最低運転温度まで暖める。
以下の章を参照してください : 7.2.1
低温での作業
機能切替スイッチが「回転のみ」に設
定されている。
機能切替スイッチを 「回転+打撃」
に設定する。
本体が逆回転にセットされている。
本体を正回転に切り換える。
コントロールスイッチが押せな
い、 あるいは動かない。
正逆回転スイッチは中立位置 (トラ
ンスポートロック位置)
正逆回転スイッチを左または右へ押
す。
本体スピンドルが回転しない。
本体の電子回路の作動温度が許容範囲
を越えている。
本体を冷やす。
ja
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Printed: 08.07.2013 | Doc-Nr: PUB / 5071090 / 000 / 02
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