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フロントパネル
このたびは、Fender® Bassman 500/800ワット・ハイブリッド(
真空管プリアンプ+Class-Dパワーアンプ)ベース・ヘッドをお選び
いただき、誠にありがとうございます。2つのチャンネル(ヴィンテー
ジ/オーバードライブ)、クラシックで美しい外観を持ち、伝統的技術
の粋を発揮するべく現代のテクノロジーを駆使して設計された本ア
ンプリファーで、ぜひ究極のベース演奏をご体験ください。
ヴィンテージ・チャンネルは、クラシックなFenderのパッシブ・トー
ン・コントロールです。”カットオンリー”の相互回路で、オールドスク
ールで、キャラメルライクな厚みのある音が特長です。オーバードライ
ブ・チャンネルはアクティブなトーン・コントロールを持ち、クイック
でレスポンスに優れ、非常に攻撃的な音色を作ることができます。フ
ットスイッチを使用して、ステージ上で素早くトーンを切り替えること
もできます。
静音レコーディングも容易です。接続されているスピーカー・キャビ
ネットを外し、XLR出力端子よりプリアンプ音声を利用すれば、騒音
を心配せずレコーディングできます。
Bassman 500/800 は厚みのある、ナチュラルでバランスの良
い、ライブやスタジオでどっしりした存在感を示すトーンを生涯にわ
たってお約束します。
Bassman 500/800 を start.fender.com. でオンライン登録くださ
るようお願いします。
A. INPUTS:
出したい音に合ったインプットにベースを
接続します。インプット"2"はクリーンなレスポンスの低感度イ
ンプット(–6dB)で、高出力またはアクティブの楽器を接続しま
す。もし両インプットを同時に使用する場合、両方の感度は同
じ–6dBになります。
B. VOLUME: ヴィンテージ・チャンネルの音量を調節します。
C. BASS/MID/TREBLE: クラシックな、カットオンリー(パッ
シブ)のトーン・コントロールです。BASSノブを引っぱると低
周波数域が強調されます(ディープ)。TREBLEノブを引っぱる
と高周波数域が増幅されます (ブライト)。
D. チャンネル・セレクト: アクティブなチャンネルを選択します。
緑色と赤色のLEDでアクティブになっているチャンネルを示し
ます。 ヴィンテージ・チャンネルが選択されている場合 (スイ
ッチが下側で、緑色のLEDが点灯)、左側のノブ(B-C) がアク
ティブになります。オーバードライブ・チャンネルが選択されて
いる場合は(スイッチが上側で、赤色のLEDが点灯)、右側のノブ
(E-J) がアクティブになります。
附属のフットスイッチでもチャンネルの選択ができます。 次
ページの”フットスイッチ (R)”の項をご参照ください。
E. GAIN: オーバードライブ・チャンネルの、プリアンプ真空管の
歪みの量を調節します。
F. BLEND: クリーンのベース信号にブレンドする、 歪み信号
(GAINで設定)の量を調節します。低めの設定では少しのギラつ
き感を加えながらもクリーンな音色を保ちます。高めの設定では
より歪んだトーンとサステインが付加されます。クリーンな真空
管のベース信号を作るには、"1"に設定します。
G. VOLUME: オーバードライブ・チャンネルの音量レベルを調節
します。 GAINノブ (E)と組み合わせて使用し、オーバードライ
ブ・チャンネルの全体の音量を決めます。
H. BASS: オーバードライブ・チャンネルの低周波数域のブースト
またはカット(±15dB)の量を調節します。センターの戻り止め位
置では、ベースのレスポンスはフラットになります。このノブを引
っぱると、低周波数域を強調します(ディープ)。
I. MID FREQ/MID LEVEL: FREQノブを使用して周波数を
決め、LEVELノブでオーバードライブ・チャンネルの中周波数
域をブーストまたはカット (±18dB) します。センターの戻り止
め位置では、中周波数域のレスポンスはフラットになります。
LEVELコントロールを最小または最大にすると、FREQ
ノブを回した効果が聞き取りやすくなり、MIDの調節が
容易になります。望ましいFREQの設定を見つけてから、
LEVELノブを調節してお望みの設定にしてください。
J. TREBLE: オーバードライブ・チャンネルの高周波数域のブー
ストまたはカット(±15dB)を調節します。 センターの戻り止め
位置では、高周波数域のレスポンスはフラットになります。ノブ
を引っ張ると高周波数域をブーストします (ブライト)。
K. MASTER: アンプ全体の音量を調節します。 このノブを引っ
張るとアンプのチューナー・アウト以外のすべてのアウトプット
をミュートします。音を出さずにチューニングしたい場合に便利
です。
BassmanアンプはFender Delta-Comp™リミッターを装
備しています。マスターレベルを上げる、またはアグレッシブ
に演奏すると、より強いコンプレッションならびにサステイン
効果が得られます
。
L. PEAK: このLEDは、アンプリファーの最大ピーク出力時(リ
ミッター閾値到達時)に点灯します。CLASS-Dパワー・アンプ
リファーの過熱を避けるには、演奏中にピークLEDが一定時間
以上点灯し続けることなく、点滅する程度に、出力レベルを絞
ります。
M. PROTECT: このLEDは、CLASS-Dアンプリファーが安全
な動作温度を超越した場合、または最大電流限界を超えて(
例:2Ωでの稼動)、プロテクト・モードになると点灯します。こ
のLEDは、電源スイッチを入れた時にも一瞬点灯します。この
LEDの点灯時には、スピーカー出力がミュートされます。
N. パワー・インディケーター: 本ユニットの電源がオンになってい
る際に点灯します。
注意: TUNER OUT (S)、POWER AMP IN および PRE AMP OUT (T) ジャックはTRSバランス (tip/ring/
sleeve) ジャックで、 tip=プラス (+)、 ring=マイナス (–) 、sleeve=グラウンド (GND)の3つのピンで構成されて
います。 スタンダードなTS (tip/sleeve) モノラル・ギターケーブルもお使いいただけますが “ステレオ" TRSケー
ブルをお使いいただくとS/N比が良くなり、ラインのハムノイズを低減します。
BASSMAN® 500/800
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