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3. トラブルシューティング情報
気管孔の出血
本機器の使用を中止してください。気管孔が治癒した後、機器を使用する
時間を徐々に延長するようにします。短時間の使用でも出血が起こる場合、
または機器を取り外した後も出血が続く場合は、使用を中止して担当医の
診察を受けてください。
気管孔の急速な狭窄
気管孔の狭窄防止のためにプロヴォックスラリチューブを装着する場合、(
同じサイズの)機器を2個所持することができるかどうか、担当医とよく相談
してください。これにより、気管孔からプロヴォックスラリチューブを取り外
して直ちに清潔なものと交換することができます。取り外した機器の洗浄
は、清潔なラリチューブを挿入後に行うことができます。
使用中の気管孔拡大
ラリチューブを使用後に気管孔が拡大する場合、機器を2個(1つは小さい
径のもの、もう1つはそれよりも大きい径のもの)を使用できるかどうかを
担当医に聞いてください。これにより、気管孔が拡大した時には大きいサイ
ズのラリチューブを使用し、気管孔を収縮させるために小さいサイズのラリ
チューブを使用することができます。夜間は、気管孔が縮小するように、ラ
リチューブの使用中止が必要となる場合があります。その場合、夜間にも
HME Cassetteの使用を継続できるように、HME Cassetteを取り付けるた
めの代替オプションについて、担当医に相談してください。
4. 追加情報
4.1 MRI検査との適合性
MRに対しての安全性:本機器には金属元素が全く含まれていないため、MRI
フィールドと相互作用する可能性はありません。
4.2 注文情報
本取扱説明書の最後を参照してください。
4.3 ユーザ支援情報
さらなるサポートまたは情報については、本取扱説明書の裏表示に記載の
連絡先情報を参照してください。