![Atos Medical PROVOX LaryTube Fenestrated Manual Download Page 221](http://html.mh-extra.com/html/atos-medical/provox-larytube-fenestrated/provox-larytube-fenestrated_manual_3004901221.webp)
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機器の取り外し
1. プロヴォックスラリチューブを動かないよう押さえながら、プロヴォック
スHMEシステム製品をチューブからゆっくりと取り外します(図5) 。
2. プロヴォックスラリチューブを気管孔から取り外します。
注:ラリチューブの装着や取り外しによって軽い出血、炎症、咳が起きる
ことがあります。こうした症状が続く場合は担当医に知らせてください。
2.3 洗浄および消毒
注意:気管孔内にある状態で本機器を洗浄しないでください。外傷を負う可
能性があります。洗浄前には必ず気管孔から本機器を取り外してください。
プロボックスラリチューブは使用後毎回、洗浄してください。器具の洗浄
および洗い流しに飲料水以外の水を使用しないでください。
注意:お湯を使って洗浄する場合は指をやけどしないように注意してく
ださい。
1. プ ロ ヴ ォ ッ ク ス ラ リ チ ュ ーブ を 飲 料 水 で す す ぎ ま す
(図6a)。
2. プロヴォックスラリチューブを非石油系食器用洗剤につけます(図6b)。
3. チューブの内側をProvox TubeBrush(プロヴォックスチューブブラシ)
で洗浄します(図6c, 6h)。
4. 開 窓 型 チューブ を 使 用 す る 場 合 、穴 は P r o v o x B r u s h
(プロヴォックスブラシ)(注文情報を参照)で洗浄してください(
図6d, 6h)。
5. プ ロ ヴ ォ ッ ク ス ラ リ チ ュ ーブ を 飲 料 水 で す す ぎ ま す
(図6e)。
6. プロヴォックスラリチューブは少なくとも1日1回、次の方法のいずれか
で消毒をしてください(図6f)。
• エタノール(70%)に10分間浸す
• イソプロピルアルコール(70%)に10分間浸す
• 過酸化水素(3%)水溶液に60分間浸す
注意:本機器は完全に乾燥するまで使用しないでください(図6g)。消
毒薬のガスを吸い込むと、ひどい咳および気道の炎症を引き起こす可能
性があります。
プロヴォックスラリチューブが汚れている場合、あるいは汚染の危険性が
ある場所で空気乾燥させた場合、器具を洗浄および消毒してから使用す
るようにしてください。次のようなケースでは機器の汚染の可能性があり
ます:床に落とした;ペットが機器に触れた;呼吸器感染を起こした人と
接触した;その他のひどく汚れた物と接触した。
入院中は感染と機器の汚染の危険性が高まるため、プロヴォックスラリチ
ューブの使用後に洗浄および消毒し、使用前にもう一度洗浄と消毒を行
うことが重要です。病院内での洗浄および洗い流しには、飲料水ではなく
滅菌水を使用するようにしてください。