1. アルコール等を少量含ませた綺麗な布で取り付け部分
を拭きます。(図.3-3参照)
取り付け部分
図.3-3
注意
取り付け部分に汚れ異物等付着のない事を確認します。
2.
3.
アノードキャップのリード線のくせをとり、ねじれの
ないことを確認します。
ゴムキャップをめくります。(図.3-4参照)
図.3-4
4. 片側のツメをアノードボタンに掛け矢印方向に押し、
反対側のツメをアノードボタンに掛けます。(図.3-5
参照)
ツメ
CRT
図.3-5
5.
6.
ツメが確実に掛かっていることを確認して下さい。
浮きのない様にゴムキャップをかぶせて下さい。
B3-1
3. アノードキャップの外し方
作業を始める前に、下記注意項目を読んで下さい。
*
*
電源をOFFした後でも、アノードには高圧が残ってい
て、非常に危険です。アノードキャップを取り外す際
は、必ずアノード電位の放電を行って下さい。
ペンチ等により端子を狭めて外すと、力加減により端
子のバネ性が損われて、再使用時にアノードキャップ
が外れ易くなり事故の原因となる為ペンチ等は使用し
ないで下さい。
1. アノード部の放電を下記要領で行なって下さい。
グリップ部分が絶縁されているマイナスドライバーの
金属部分をワニロクリップでブラウン管のGND線に接
続し、ドライバーの先端をアノード部のツメに接触さ
せます。(放電した時に、パチッと音がします) 図.3-1
参照
CRTのGND線
ドライバー
ワニロ
クリップ
ツメ
CRT
CRTのGND線
図.3-1
2. ゴムキャップをめくり、矢印方向へ押し上げ片側のツ
メを外します。(図.3-2参照)
ゴムキャップ
CRT
ツメ
図.3-2
3. 片側が外れたならば、押した方向と逆に抜いてアノー
ドキャップを外します。
注意
ゴムキャップにキズをつけない様に注意して下さい。