カラムのコンディショニング
カラムはすべて出荷前にテストされており、テスト時の移動相が
封入された状態で出荷されます。移動相添加剤(バッファーやイ
オン対試薬など)を使用する場合、これらの添加剤を含まない
組成の移動相を使用して、フラッシュすることを推奨します。カラ
ム体積の 10 ~ 20 倍の量でフラッシュすれば、移動相への移行
に十分なはずです。短鎖の化合物(C8、フェニル、CN など)の場
合、使用前にカラムの適切な平衡化を行うことが必要です。これ
により、再現性が高まり、リテンションタイムのドリフトを防ぐこ
とができます。
重要な安全上の注意点
• 液体クロマトグラフィシステムでは、すべての接続部で漏れ
が生じるおそれがあります。このため、移動相の毒性や可燃
性に注意が必要です。
• カラム充填剤は微粒子のため、エンドフィッティングを外すと
吸い込むおそれがあります。カラムを開く作業は換気のよい
場所で行ってください(推奨しません)。
• 各カラムに指定された動作圧力の制限値を必ず守ってくだ
さい(チャートを参照)。制限値を超えると、カラムが劣化しま
す。また、継手部分からの液漏れ等、危険が生じたりするおそ
れがあります。
操作に関するその他のヒント
• 逆方向のフローは、カラムを損傷することは通常ありません
が、フリットの詰まりを取り除く場合を除いて避けることをお
勧めします(「カラムのメンテナンス」を参照)。
• 移動相の準備には、高純度の試薬と、クロマトグラフィグレー
ドの溶媒を必ず使用してください。使用前に必ず移動相の脱
気と濾過を行ってください。
• カラムを分解するとカラムの性能が低下します。
• 新品のカラムには、有機溶媒と水の混合物が入っています。
お使いのカラムの溶媒組成については、QC パフォーマンスレ
ポ ートを参照してください。初めて使用するときには、沈殿を
生じるおそれがある移動相をカラムに通さないように注意し
てください。
Summary of Contents for and C8
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