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概要
ルーティングスイッチャープロセッサーHDS-X5800は、従来SDTV
SDI の信号レート(143 Mbps 〜 270 Mbps)に加え、360 Mbps
SDI、540 Mbps SDI、
さらにHDTV SDIの信号レート
(1483.5/1485
Mbps)を扱うマトリクススイッチャーです。
フレームモデルHDS-X5800に各種オプションボード
(下記参照)
を
組み合わて搭載することにより、最大マトリクスサイズ(入力 264、
出力 272)まで、33 入力単位または 34 出力単位で増設が可能で
す。
また、カスケード入力オプションボードおよび外部の信号分配器を
使用することにより、HDS-X5800を16 台接続して、入出力を最大
1024×1024まで拡張することができます。
フレーム(本体外筐ユニット)
ルーティングスイッチャープロセッサーHDS-X5800:
最大マトリクスサイズ 264×272
オプションボード
•
33インプットボードセットHKS-5810M/5810SD
•
33インプットディストリビューションボードHKS-5820M
•
264×34 マトリクスボードHKS-5830M/5830SD
•
34アウトプットボードセットHKS-5860M/5860SD
•
34カスケードインプットボードセットHKS-5811M/5811SD
ご注意
HDTV SDI信号を扱う信号系には、入力から出力まで、すべてM
タイプの基板(HKS-58xxM)を使用してください。
また、DVB-ASI 規格の270 Mbpsシリアルビットストリーム信号を扱
う信号系には、マトリクス基板に HKS-5830Mを使用してください。
◆詳しくは、インストレーションマニュアルをご覧ください。
実際の信号切り換え操作は、別売りのコントロールユニットBKS-R
シリーズなどの外部制御機器から行います。
また、本システムを動作させるためには、あらかじめPCのターミナ
ルエミュレーターなどによる、各種の設定(テーブルデータ作成や
システムの設定)が必要です。
HDS-X5800
ルーティングスイッチャー
システムの特長
マルチビットレートに対応
従来の SDTV SDI (143 Mbps 〜 270 Mbps)に加え、360 Mbps
SDIにも対応します。これらは 1 入出力単位で異なるレートに対応
できます。
また、マルチビットレート対応のオプションボードを使用することに
よって、 540 Mbps SDIおよび HDTV SDI (1483.5/1485 Mbps)
にも対応可能となります。
33
入力
/34
出力単位で増設が可能
フレームの最大マトリクスサイズまで、33入力単位/34出力単位で
増設が可能です。
リダンダント
CPU/
リダンダント電源を標準装備
信頼性を重視する放送業務用機器として不可欠なバックアップ用
コントロールボード、およびバックアップ用電源ユニットが標準で装
備されています。
4
系統のリファレンス信号に対応
リファレンスビデオ入力端子を4系統備え、17出力単位で選択して
使用できます。
例えば、放送局のハウスシンクと、それと異なる位相/ 周波数のリ
ファレンスを1つの筐体内で別々のマトリクスリファレンスとして使用
することができます。
4
系統の
S-BUS
コントロール
本システムは、独立した 4 系統のコントロールを持ち、それぞれに
1 本の同軸ケーブルで動作をコントロールできるソニーS-BUSコン
トロール方式を採用しています。日常の複雑な操作も同軸ケーブル
1 本で実現します。
新開発ソフト仕様に対応
本システムは、従来のソニールーティングスイッチャー制御ソフトか
ら制御マトリクスサイズや制御内容をグレードアップした新ソフトに対
応しています。主な拡充内容は下記の通りです。
•
1024×1024 (8レベル)または 1024×512(16レベル)に対応。
•
16文字の「デスクリプション(記述)名称」を最大2048まで登録
可能。
•
32 種類の「タイプ名」を使用可能。
•
タイライン管理の各グループの要素数を255に拡張。
Содержание HDS-X5800
Страница 46: ......
Страница 48: ...HDS X5800 WW 3 206 227 04 1 Printed in Japan 2009 05 13 2001 Sony Corporation ...