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DFW-V500
DFW-VL500
DFW-V500/VL500は、VDと呼ばれる周期33.33msのパルスに同期して動作しています。VDはカメラ内部の基
準信号であり、外部から観測することはできません。
カメラのCSRにCommandの設定を行った場合も、書き込まれた瞬間に有効になるわけではなく、下図のように
CSRの設定を行ったVD区間が終了して次のVDパルスが発生したときに有効になります。そして、その後に出力さ
れるIsochronousによる映像信号に設定が反映されます。(カメラの内部状態によっては、有効となるタイミングが
遅れる場合があります。)
7.5Frame/sなどの低Frame Rateで動作している場合には、1Frameの転送時間が1VDにおさまらなくなり、転
送中にCSR設定変更が発生しても、現在出力中のFrameを転送完了するまでは映像信号に反映されません。
コマンド設定と動作タイミング
Frame Rate 7.5Frame/sの場合
(30Frame/s以外を選択すると、設定前または設定中のIsochronous出力を完了してから
設定変更が出力に反映される)
Frame Rate 30Frame/sの場合
1V = 33.33ms
設定が有効になった後の
Isochronous
出力に反映される
画像読み出し
VD
Isochronous
この区間で
CSR
に
Command
設定
この区間の
Isochronous
出力には
設定変更が反映されない
次の
VD (
またはそれ以降
)
で
設定が有効になる
VD
Isochronous
この区間で
CSR
に
Command
設定
画像読み出し
この区間の
Isochronous
出力には
設定変更が反映されない
次の
VD (
またはそれ以降
)
で
設定が有効になる
画像読み出し
(
設定変更が有効になっている
)
設定が有効になった後の
Isochronous
出力に反映される