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RODCRAFT PNEUMATIC TOOLS
JA
お客様各位!
Rodcraft Pneumatic Tools
製品をお買い上げいただきありがとうございます。このユーザマニュアルをお読みください。
本器を正しく使うために必要な情報が記載されています。 マニュアル全体に目を通し、説明・指示に従うことをおすすめします。
ユーザマニュアルはいつでも使用できる状態にしておいてください。 このマニュアルの内容は、予告なく、また義務を伴うことなく変更されることがありま
す。すでに発行されている版に変更内容、改良点が追加されることがあります。
当社の目的は、可能な限り安全かつ効率よく使用できる製品をつくることにあります。 安全のため、本製品および他のツールの取り扱いには十分注意してく
ださい。 安全上の注意事項は、危険の原因になる重要なポイントについても言及していますが、これだけですべてのリスクに対応することはできません。
本マニュアルを、メーカーである当社の文書による許可なく複製・翻訳することは禁止されています。
1.
技術データ
技術データ
単位
RH215
RH151
RH315
重量
[kg]
39.4
50,5
45
リフト容量
[kg]
2000
1500
3000
油圧オイル
[l]
0.29
0,21
0.22
A
[mm]
430
530
455
B
[mm]
75
70
95
C
[mm]
505
600
550
D
[mm]
750
920
779
D2
[mm]
1960
2140
1979
E
[mm]
150
153
160
F
[mm]
270
282
257
G
[mm]
375
382
364
スタティックテスト係数
1.50
1.50
1.50
ダイナミックテスト係数
1.20
1.20
1.20
2.
適用、機能
•
トロリージャッキは、修理、メンテナンス時にアクセスしやすいように車両を持ち上げる装置です。
•
ジャックはリフト専用装置です。車両の移動や積載には使用しないでください。
•
人が乗った車両を持ち上げることは禁じられています。
•
負荷のある状態でジャッキを移動することは禁じられています。
•
他の用途に使用することは禁じられています。業務・作業専用です。
3.
確認
•
包を解き、装置の輸送時に破損のないこと、書類に記載されているパーツがすべて揃っていることを確認します。 装置を使用する前に、目視検査を行い、
漏れ、破損、緩み、パーツの有無などを確認します。
4.
組み立て
•
デバイスを、中のアイテムとともに取り外します。
•
レバーサポートの輸送用ロックを外します。 (
Fig.02
). レバーサポート (
1/2
) を押しげ、輸送用ロック (
3/4
) を外します。
•
最初に、下レバーロッド側面の六角ネジ
SW10
(
Fig.03
(
1
)) を外し、上下のレバーロッドをまとめてから、六角ネジで接続を固定します (
Fig.03
(
2/3/4
))。
•
レバーロッドをリフトデバイスに取り付けます。 そのため、リフトデバイスのサポート側の六角ネジ
SW17
を外し (
Fig.04
(
1
))、レバーロッドをサポートに
セットします(
Fig.04
(
2
))。 ネジをもう一度固定します (
Fig.04(3/4
))。
•
トロリージャックを使用する前に、油圧回路から空気を抜く必要があります (セクション
7
参照)。
5.
スタートアップ、操作
•
デバイスを操作する際、安全に関するガイドラインを必ずお守りください。
•
トロリージャックは、車両のリフトポイント下に置いてください。
•
リフトする車両内に人がいないことを確認してください。 車両のエンジンを止め、ハンドブレーキを入れます。 車輪止めを使い、車両が動かないよう固定
します (
Fig.05
(
1
)) 。 車両に乗ったりエンジンをかけたりしないでください。
•
リフト用ジャックを車両の移動に使用したり、車両をリフトしたまま放置したりしないでください。 常にシャシースタンドを使用してください
(
Fig.05
(
5
))。
•
リフトジャックは常に、車両の下から操作できないように位置決めします (
Fig.05
(
4
))。
•
車両の正しいリフトポイントについては、常に車両のマニュアルを参照してください。
•
レバーロッドまたはフットペダルを使用し、リフトデバイスを所定の高さにします (
Fig.05
(
2
))。 油圧バルブが閉じているか確認してください。
そのためには、レバーロッドを時計回りに固定する必要があります。
フットペダルは主に、無負荷ストロークをブリッジするために使用します。
•
リフトデバイスには過負荷バルブが付いています。これは当社により調整されています。 このバルブは決して再調整しないでください。
•
負荷を下げるには、レバーロッドをゆっくり反時計回りに回します (
Fig.05
(
3
))。
•
トロリージャックを使用しないとき、ピストン/リフトアームは引き込まれた状態でなければなりません。
_
動きがあるときは、オペレータがリフト装置や負荷を監視する必要があります。
_ リフトした負荷の下では、負荷を固定するまでは作業を行わないでください。
_ オペレータは、トレーニングについて、またポンピング、単位変換 について必要な情報を得ているものとします。
6.
メンテナンス
•
可動パーツはすべて定期的に汎用の潤滑油を差す必要があります。装置は常に清潔にし、強い化学薬品に触れないようにしてください。 装置は屋外に放置
しないでください。
•
トロリージャックを使用しないとき、ピストンは引き込まれた状態でなければなりません。
•
オイルはすべて変更する必要はありません!