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Black Spirit 200 – Manual 1.1
6 リア・パネル
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SPEAKER OUT
Black Spirit 200には、
インピーダンスが8〜16Ωのキャビネットを接続するた
めのソケットが搭載されています。
このソケットに、ギターアンプ用キャビネット
や任意のPAキャビネットを接続することができます。
この場合は、キャビネット
のセレクター・スイッチをFullrange Cabに設定してください。
一本のスピーカーケーブルで、合計インピーダンスが8〜16Ωのキャビネットま
たは複数のキャビネットを接続できます。
インピーダンスR1とR2のキャビネット
2台を組み合わせた合計インピーダンスRは、次の以下の算出できます:
• キャビネットをシリーズ(直列)接続した場合:
R = R1 + R2
たとえば、8Ωのキャビネットを2台シリーズ接続すると、合成インピーダンスは
16Ωになります。
しかしながら、現代のキャビネットでシリーズ接続になるもの
はほとんどありません。パラレル(並列)接続になるものの方がはるかに一般的
です。
キャビネットをパラレル(並列)接続した場合:
R = (R1 x R2) / (R1 + R2)
たとえば、16Ωのキャビネットを2台使用した場合は以下のようになります。
R = (16 x 16) / (16 + 16)
R = 256 / 32 = 8Ω
OUTPUT POWER
自宅の寝室で小型スピーカーを使用しているか、
あるいはフルパワーの4x12イ
ンチ・ボックスを使用しているかに応じて、Powerセレクタ・スイッチで出力を
200、20、2ワットの中から選択できます。Fullrangeモードでは、ハイファイ・ス
ピーカーまたは低出力のスタジオ・モニター・システムを制御するために、20ワッ
トが最も良い選択です。
CABINET
これは、独自の多目的に使える機能です。Guitar Cabの位置では、標準的なギタ
ー・スピーカーを接続できます。Full Rangeの位置では、任意のパッシブ・スピー
カーを接続し、動作させることができます。
これで、
自分で選択したスピーカー・
シミュレーション (6.2項および4.16項を参照) でRed Box AE+の素晴らしい
サウンドと、最大200ワットの驚くほどピュアな性能が実現されます。お使いのギ
ターアンプをリハーサル室から自宅へ持ち運びたくない場合でも、問題ありませ
ん。任意のスピーカー・スタジオ・モニター、ハイファイ設備あるいはPAボックス
を装置に接続すれば、サウンドとフィーリングが本物のギター・スピーカーから出
力されたように聞こえます。
注意:スピーカーとキャビネットのみを接続してください!接地されたデバイス
(パワーソークやDIボックスなど) に接続すると、重大な損傷につながります!
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2
RED BOX AE+ DI OUT
Hughes & KettnerがオリジナルのRed Boxを1988年に考案して以来、
この
Red Boxはギター・アンプのサウンドをマイクなしで増幅させるための業界標準
になっています。
ライブでもスタジオでも、Red Boxは一貫した品質のサウンド
をお届けします。他楽器との干渉や、
マイキングポジションによる時間のかかる作
業は、過去のものになっています。Red Box AE+は、受賞歴のあるDIボックス付
きスピーカー・エミュレーションです。
DSP制御のアンビエンス・エミュレーションは、本物のアンビエンス効果とピュア
なアナログトーンによるダイレクトなアタックをもたらします。Black Spirit 200
用に追加機能を搭載したRed Boxが装備されています。
これなら、
ステージやス
タジオでの作業を可能な限り簡単に行うことができます。
Red Box Mic/Line
Red Boxを適度な音量で使用するように注意してください。できる限り
「Line」
位置を使用してください。
ミキシングコンソールでマイク入力しかない場合
は、Red Boxを「Mic」位置に切り替えてください。
ミキシングコンソールまたはオ
ーディオ・インターフェイスにXLR入力がない場合、専門店で購入できるXLR-フ
ォーン変換アダプター が必要になります。その際はRed Boxを「Line」位置にセ
ットしてください。
On/Off
Red Boxのスピーカー・シミュレーションをオフにすることができます。オフにす
ると、Red Boxが、お好みのキャビネット/マイク・エミュレーション・ソフトウェ
アあるいはエフェクターで使用するためのフィルターされていない信号を送信し
ます。 外付けスピーカー・シミュレーションを使用しない限り、
このスイッチは常時
「On」にしておいてください!
備考:Red Box Ae+は、入念に設計された8つのキャビネット・エミュレー
ションを提供しています。
これらのエミュレーションはフロントパネルで選択で
き、各プリセットで保存することができます (4.16項を参照)。
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FX LOOP
FX Send
このソケットを外付けエフェクターの入力と接続します。
FX Return
このソケットを外付けエフェクターの (Mono) 出力と接続します。
ヒント:ストンプ・ボックスを使用する場合は、4本ケーブル方式を試してみてくだ
さい。すなわち、
アンプの入力に接続した時に最も効果的なエフェクターを使用
する場合は、直列に接続した最初のエフェクターの入力にギターを接続し、最後
のエフェクターの出力をアンプの入力に接続します。同様に、FX LOOPに接続し
た時に最も効果的なエフェクターを使用する場合には、エフェクターの出力端子
をアンプのReturn端子、入力端子をSend端子にそれぞれ接続します。
こうする
ことで、
コーラスやフェイザーなどのモジュレーション系のエフェクターをBlack
Spirit 200のプリアンプの前、
リバーブやディレイなどのエフェクターをプリアン
プの後にそれぞれ接続することができます。
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