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SOLO6 - TWIN6 - SUB12
プロ用アナログモニタリングシステム - 取扱説明書
壁および/または天井への固定
K&M
®
アクセサリーを活用し壁および/または天井にSolo6モニターを固定するのに、固定ポイントを使用します。間隔は70 mm、M6タ
イプのネジが必要です。互換性のあるK&M
®
については、以下の表を参照してください。
壁や天井にモニターを固定する設置作業には、リスクが伴います。壁、天井、その他あらゆる表面に穴を開けてスピーカーを固定する
場合は、必ず設置する場所の建物やレイアウト、セキュリティ、配線の規則のあらゆる条件と基準を満たした上で実施
してください。条件と基準を遵守するために、設置および安全基準を認識している資格をもつ専門家に、穴を開ける作
業や固定、および設置作業を依頼してください。お客様おひとりの責任のもと、モニターの設置作業が行われることか
ら、Focalでは本体を設置する台や設置方法に関して、いかなる保証も致しません。それゆえ設置場所からの剥離、落
下、事故および/またはモニター設置に関するあらゆる種類の結果あるいは損傷など、いかなる名目においてもFocalは
責任を負いかねます。
壁掛け型 天井埋込型
SOLO6 K&M
®
24471固定スタンド
+K&M
®
24359アダプター K&M
®
24496固定スタンド
K&M
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24491固定スタンド
+K&M
®
24359アダプター
ステレオ•ポジション
正三角形を作るように本体を設置することをお勧めします。リスニングポイント、右スピーカー、左スピーカーでそれぞれの角を構成
します。
マルチチャンネル•ポジション
5.1の設定の場合、リスナーを中心として本体それぞれが等距離の円周上にくるように設置することをお勧めします。一般的にセンター
チャンネルが0°、フロント•ライトチャンネルが30°、バック•ライトチャンネルが110°、バック•レフトチャンネル250°そして
フロント•レフトチャンネルが330°です。
リスニングスペースの面積、形状、音響に応じて、最良の配置は異なります。可能な配置を複数試し、最も優れたリスニングクオリテ
ィのものを選択するよう推奨いたします。Sub12をコーナーに設置して、最高の結果が得られることも珍しくありません。
エイジング期間
Solo6、Twin6、Sub12に採用されているトランスデューサは、その機能を最大限に発揮し、周囲の温度や湿度条件に適応するために、
一定のエイジング期間を必要とする複雑な機械です。このエイジング期間の長さは、それぞれの環境条件に応じて異なり、数週間に及
ぶ場合もあります。エイジング期間終了を加速させるには、スピーカーを中域に調整して、低音が豊富な音楽を約20時間聞くことをお
勧めします。スピーカーの特性が完全に安定すると、Focalスピーカーの機能を思う存分お楽しみいただけます。
調整
Solo6およびTwin6に特有の調整
ミッドレンジドライバースイッチ(Left/Right) – Twin6のみ
16.5 cmのスピーカーユニット2つのうちのどちらが中域を再生するか、このスイッチでユーザーが選択できます。通常、ミッドレンジ
ドライバー 「Left/左」を選択すると、(正面から見て)左のスピーカーユニットが中域を再生することになります。反対にミッドレン
ジドライバー「Right/右」にスイッチを合わせると、(正面から見て)右のスピーカーユニットが選択されます。希望する配置の如何
にかかわらず、2つのスピーカーを左右対称に配置し、可能な限り最高のサウンドイメージを獲得するために、こうした調整が便利で
あるのがよくわかります(図E)。
入力感度セレクター(インプット)
この切り替えスイッチを用いて、入力感度を調整することができます。+ 4 dBuは標準的なプロ用オーディオ機器に適しているのに対
し、-10 dBVはそれほどレベルの高くない、その他の音源タイプに使用できます。
壁掛け型
天井埋込型
SOLO6
K&M
®
24471固定スタンド
+K&M
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24359アダプター
K&M
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24496固定スタンド
K&M
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24491固定スタンド
+K&M
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24359アダプター