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リランチング フロントライン
リーディングエッジをはじめ、すべてのバテンにしっ
かりと空気が入ったカイトは、海上でのリランチが可
能です。水に入る前にカイトに充分な空気が入ってい
るか確認しましょう。
•
カイトが水面に落ちた場合、ライダーの意志とは関
係なくカイト自体がリランチすることを覚えておき
ましょう。カイトが水面に落ちた場合はその動きに
対する心構えが必要です。
•
カイトがフェイスから海面に落ちた場合、リーディ
ングエッジとバテンは水に浸かります。この状態か
らカイトをリランチの状態にするまでの操作をまず
行います。
•
リカバリー・リーダーラインをライダーの身体方向
に引きます。リーダーラインにコンスタントなテン
ションを加えてください。注意:手にリーダーライ
ンを巻かないように注意してください。また身体の
その部分にもラインが巻つかないようにしてくださ
い。カイトのウイングチップを浮かせるためには2
m程度のリーダーラインを引く必要があります。
•
ウイングチップが浮いてきたら、カイトはじきにひ
っくり返ります。
•
カイトはひっくり返った後、ウインドウインドウの
端に移動します。操作を加えてカイトをウインドウ
の端まで移動させます。カイトをリランチする直前
まで、同じリーダーラインを持ったままでいます。
•
風が弱いときなど、カイトがウインドウインドウの
端に到達するまで時間がかかります。そうした場合
でもカイトの動きを妨げるだけなので、我慢できず
にバーの両側を引かないでください。左右どちらで
も、最初に選んだ側を保ちカイトが動くのを待ちま
しょう。
•
カイト自体のリランチの準備ができたら、リーダー
ラインを離しカイトを上空に上げます。ゆっくりと
カイトを操作して上空に上げ、バーを水平に持ち上
げましょう。
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通常にライディングできるようになり、フライイン
グラインにテンションがかかったら、フロントライ
ンは通常の飛行テンションにリセットされます。
使用手引き
リランチング
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